POGドラフト対策 ブログ 2020-2021

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

POG2020-2021ドラフト対策 No.3 ルナベイル

ルナベイル プロフィール

ルナベイル プロフィール

ルナベイル:2WS index 47

 

本馬ルナベイルは母馬ピラミマが出産した9頭目の仔。母馬ピラミマの競走馬としての生涯戦績は2戦0勝で、競走馬としては全く奮いませんでした。

 

母馬にはこれまでフジキセキ、ホワイトマズル、サムライハート、ハーツクライ、ディープインパクト、オルフェーヴルが種付けされました。ピラミマは競走馬としては活躍できませんでしたが、繁殖牝馬としてはスワーヴリチャード、バンドワゴンの高い競争能力を持つ仔を輩出しています。

 

半兄バンドワゴン(父馬ホワイトマズル)はデビュー戦、エリカ賞と2連勝した後、きさらぎ賞(GⅢ)では2着に入線した素質馬であり、POG期間内の牡馬クラシック戦線を賑わせた存在でした。しかしながら、それ以降のPOG期間は調教後の異常(脚部不安)のため全休となってしまったのです。

 

もう一頭の活躍馬スワーヴリチャードも2017年共同通信杯(GⅢ)を勝利し、同年ダービーでは2着に入るなどクラシック戦線で大活躍しました。古馬になってからも活躍し、2018年大阪杯(GⅠ)、2019年ジャパンカップ(GⅠ)を制するなど、単なる早熟馬ではないことを証明し、母馬の繁殖牝馬としての能力の高さを顕示しています。

 

その一方で、母馬ピラミマとリーディングサイアーのトップに君臨しているディープインパクトとは配合相性は良くないのか、ピラミマの産んだディープインパクト産駒の活躍は芳しいものではありません。

 

ルナベイルの2WS indexは47と低い値となりました。母馬ピラミマは良質な競走馬を輩出できる繁殖牝馬であり、ルナベイルはスワーヴリチャードの全妹(父馬ハーツクライ)という配合相性の良さから、20-21シーズンのPOGでも活躍することが期待されます。しかし、ルナベイル出産時のピラミマの年齢が13歳ということもあり、2WS indexの値が示すように、ルナベイルの指名は見送るべきと考えており、2WS POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。

                                                                                                                                              

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父馬ハーツクライについて
自身もディープインパクト同様にサンデーサイレンス産駒。競走馬としての主な戦績は、2004年ダービー2着、2005年宝塚記念2着、2005年ジャパンカップ2着と、G1 2着3回のもどかしい戦績が続きました。しかし、2005年有馬記念でディープインパクトに日本国内で唯一先着して、念願のG1タイトルを奪取。勢いそのままに2006年ドバイシーマクラシックでも優勝し、海外G1優勝の偉業も達成しました。自身の戦績が示すように、競走馬としては遅咲きの部類です。母馬のアイリッシュダンスも古馬になって頭角を現した牝馬であったことが受け継がれたと考えられ、その特徴はハーツクライ自身と自身の産駒にも受け継がれているようで、POG期間内のみならず、古馬になってから頭角を現す産駒もいます。血統的には母系にリファールを持つことから芝2200m以上で真価を発揮する産駒が多く、母父がトニービンであることから、東京コースを得意とする産駒も多く、ダービーが行われる東京競馬場 芝2400mに高い適性を持つ産駒が出てきても何ら不思議なことではありません。

 

2WS indexとは・・・

名称は、2勝以上の英語訳 ” 2 wins or more “ に由来します。


POG期間内にJRA主催で行われる芝1400 ~ 2400mのレースで通算2勝以上を上げる可能性の高い競走馬をPOGドラフトが行われる前に予測することを目的として開発している指数。


POG期間内に2勝以上を上げることのできる馬、または2勝以上できない馬を完璧に予測できるものではありません。


数値化の計算プロセスは非公開です。

 

背景
POG期間内に2勝以上をあげる競走馬をPOGドラフトで指名できれば、勝利とはいかないまでも負けないPOG lifeをenjoyすることができると考えたことに始まりました。
2勝以上上げることのできる競走馬を複数指名することができれば、その中から重賞やG1を獲得できる競走馬を指名できる可能性が更に高まると考えました。

 

2WS indexの現時点での限界
競走馬の育成現場からの情報に勝る情報にはなり得ません。


新種牡馬、母馬の初仔、初仔でなくても兄妹の競争実績が全くない場合は2WS indexを算出できません。


2番仔で、初仔が日本の馬場での実績のない種牡馬だった場合も算出できません。


2WS indexは、生き物を対象として指数化したものなので、指数と競争成績は関連しない場合があります。2WS indexの値が高くても2勝以上できない馬や2WS indexの値が低くても2勝以上できる馬は存在します。

 

言葉の定義
POG期間:6月に始まる2歳新馬戦~翌年ダービーまで

 

2WS indexの使い方
競走馬育成に関する現場情報を基に決めるドラフト指名にあたって、現場情報を補完する指数として使用します。


ドラフト上位に選ばれるような競走馬に関する情報は、POG本や所属クラブ情報、インターネット上の掲示板などから多くの情報が得られますが、ドラフト下位で指名するような馬は、得てして情報が少ないことが多い。そんな少ない現場情報を補完する目的で2WS indexを使用します。過度に2WS indexを信用してはいけません。