結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬ショレアドルチェは母馬サトノアスカが出産した3頭目の仔。母馬にはこれまでダイワメジャー、オルフェーヴルが交配されてきました。出世頭と呼べるほど活躍した母馬の仔はまだいません。兄姉は小柄な馬体でしたので、本馬ショレアドルチェがどの程度の馬体重になっているのかは気になる点です。小柄だと活躍は厳しいかもしれません。また、父馬ドゥラメンテとの配合相性も気になるところです。
競走馬としての母馬について
母馬サトノアスカの競走馬としての生涯戦績は6戦0勝。母馬は競走馬としては全く活躍できませんでした。血統背景を見てみると、母馬サトノアスカには妹に2017年ヴィクトリアマイル(GⅠ)勝ち馬のアドマイヤリードがいますが、アドマイヤリード以外にはこれといった活躍馬はおらず、血統背景としては強調材料となるものはありませんでした。
父馬の産駒の傾向
本馬ショレアドルチェの父馬は新種牡馬ドゥラメンテです。ドゥラメンテは2018年産が初年度産駒となりますので、産駒の馬場適性、距離適性等の傾向や特徴はまだわかりません。母馬との配合相性が良ければ、ショレアドルチェの活躍も期待できるでしょう。
総合評価
本馬ショレアドルチェの2WS indexは12と低い値となりました。ショレアドルチェが3頭目の仔なので、繁殖牝馬としてのサトノアスカの可能性は、まだ未知数の部分がありますが、父馬も種牡馬としての特徴が未知数であり、不確定要素が多いので、2WS indexの低い値に従って、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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