名繁殖牝馬の予感?
バスラットアマル
競走馬としてのバスラットアマル
繁殖牝馬バスラットアマルは北海道門別産で、父馬New Approach、母馬ザミリア、母父Cape Crossの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は2戦0勝で、競走馬としては活躍できませんでした。
繁殖牝馬バスラットアマルの血統背景
繫殖牝馬バスラットアマルの父馬New Approachは愛国産で、生涯戦績11戦8勝。2007年 愛ナショナルS 【GⅠ】、同年 デューハーストS 【GⅠ】を連勝し、欧州最優秀2歳牡馬に選出されました。そして、翌年には英ダービー 【GⅠ】、英チャンピオンS 【GⅠ】、愛チャンピオンS 【GⅠ】を勝利し、欧州最優秀3歳牡馬のタイトルも手にしています。種牡馬としては、2013年 英2000ギニ―勝ち馬のDawn Approach、2018年 英 ダービー 【GⅠ】勝ち馬Masarなど計5頭のGⅠウイナーを輩出しています。ただ、New Approachの父馬であるGalileoの後継種牡馬となるには、少し物足りない種牡馬成績です。
一方、繫殖牝馬バスラットアマルの母馬ザミリアは愛国産のサラブレッドで、生涯戦績は7戦2勝。2勝しかしていませんので、特筆すべき戦績は残せていないようです。繁殖牝馬としては2008年 チヴァリーパークS 【GⅠ】及び2010年ニアークティックS 【GⅠ】勝ち馬のシリアスアティテュードを輩出しています。また、シリアスアティテュードは2019年 産経賞オールカマー 【GⅡ】等重賞を3勝しているスティッフィリオの母馬でもあります。ザミリアは優秀な競走馬を輩出した繁殖牝馬であると同時に、優秀な繁殖牝馬を輩出した繁殖牝馬でもあります。
バスラットアマル産駒の
POG期間内戦績及び傾向
バスラットアマル産駒は、まだ2頭しか競走馬デビューしていませんので、あまり断定的なことは述べられませんが、競走馬デビューした2頭を判断材料に、今後のバスラットアマル産駒のPOGドラフトでの選択について、考察を進めていきます。バスラットアマル産駒の出世頭は2022年ゴドルフィンマイル 【GⅡ】及び2021年 ニュージーランドトロフィー 【GⅡ】勝ち馬で、初仔のバスラットレオンです。
バスラットアマル産駒の
競走馬デビュー時期について
競走馬デビューしているバスラットアマル産駒2頭は、ともに2歳7月と早い時期にデビューできていますので、育成が順調でありさえすれば、バスラットアマル産駒は比較的早い時期でのデビューを見込めると考えて良いでしょう。
バスラットアマル産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
初仔のバスラットレオンのデビュー戦時の馬体重が462kg。2番仔レターマイハートのデビュー戦時の馬体重が458kgと2頭の馬格に大きな差はありませんでした。今のところ、馬格が小さくて苦労する産駒出世頭のバスラットレオン程度の馬格が見込めるようであれば、馬格としては問題ないでしょう。
バスラットアマル産駒の
性差による戦績の差について
初仔のバスラットレオンが牡馬、2番仔レターマイハートが牝馬で、バスラットアマル産駒には牡牝が各1頭ずついますが、1頭ずつの比較では、あまり確定的なことは言えません。しかし、牡馬のバスラットレオンが重賞を2勝して、実績的に上ですので、現時点では牡馬を指名する方が心理的に安心はできるでしょう。
父系の違いによる
戦績の差について
バスラットアマルにはこれまでダイワメジャー、キズナが配されました。2頭には大きな戦績差がありますが、2頭だけの比較ですので、この差をもって父系による戦績差を語るのは早計でしょう。個人的にはドゥラメンテとの配合の2022年産に注目しています。
繫殖牝馬 バスラットアマル
レーダーチャート
繁殖牝馬バスラットアマルまとめ
- 現在までのところ、ドラフト指名にあたっては牝馬よりは牡馬の方が安心できそうです。
- 馬格やデビュー時期については、大きな心配はしなくても良さそうです。
- ドゥラメンテとの配合の22年産に注目です。
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