キンカメ以外の種牡馬との配合が課題
ムードインディゴ
競走馬としてのムードインディゴ
繫殖牝馬ムードインディゴの父馬はダンスインザダーク、母馬はリープフォージョイ、母父Sharpoの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は24戦3勝。主な勝ち鞍には2009年 府中牝馬ステークス 【GⅢ】があります。
繁殖牝馬ムードインディゴの血統背景
繫殖牝馬ムードインディゴの父馬ダンスインザダークはサンデーサイレンス系種牡馬。生涯戦績は8戦5勝。主な勝ち鞍は1996年菊花賞 【GⅠ】があります。ダンスインザダークは菊花賞とは縁が深かったようで、種牡馬となってからもデルタブルース、スリーロールス、ザッツザプレンティと3頭の菊花賞馬を輩出しました。
一方、母馬リープフォージョイは英国産で、生涯戦績は18戦3勝。主な勝ち鞍には1995年、96年 伊オメノーニ賞 【GⅢ】連覇があります。繫殖牝馬としてはムードインディゴの他に、2002年オークス 【GⅠ】で2着に入線したチャペルコンサートを輩出しています。血統背景を見てみると、3代母に1977年 グッドウッドキングジョージS 【GⅢ】勝ち馬のScarcely Blessedの名前があります。Scarcely Blessed ~ リープフォージョイ ~ ムードインディゴへと重賞ウイナーの血が脈々と伝えれらています。
ムードインディゴ産駒のPOG期間内戦績及び傾向
ムードインディゴ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している7番仔までを対象として考察を進めていきます。なお、出世頭は2020年 阪神大賞典 【GⅡ】勝ち馬の4番仔ユーキャンスマイルと2022年 愛知杯 【GⅢ】勝ち馬で5番仔のルビーカサブランカです。
ムードインディゴ産駒の
競走馬デビュー時期について
考察対象のムードインディゴ産駒7頭の内、2歳の内にデビューできたのは、2番仔のノガロと4番仔のユーキャンスマイルだけです。その他の5頭は未デビューもしくは3歳になってからのデビューです。ムードインディゴ産駒は総じて誕生日が遅めの傾向にありますし、出世頭の2頭の重賞ウイナーも勝ち取った重賞は古馬になってからのもので、POG期間内での活躍は厳しいかもしれません。
ムードインディゴ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のムードインディゴ産駒7頭の内、最軽量でデビューしたのは5番仔のルビーカサブランカで、デビュー戦時の馬体重は464kgでした。一方、最重量でデビューしたのは3番仔のチークトゥチークで、デビュー戦時の馬体重は532kgでした。最軽量でデビューしたルビーカサブランカのデビュー戦時の馬体重が464kgですので、競走馬の馬格としては十分でしょう。ムードインディゴ産駒は競走馬として十分な馬格を有して生まれてくる傾向にあるようです。
ムードインディゴ産駒の
性差による戦績の差について
考察対象のムードインディゴ産駒7頭の内、牡馬は4頭、牝馬は3頭です。出世頭のユーキャンスマイルが牡馬、ルビーカサブランカが牝馬ですので、性差による戦績差は無いと考えて良いかもしれません。ただし、POG期間内限定で産駒の戦績を見たとき、2勝を上げているのはノガロとユーキャンスマイルの2頭の牡馬です。ドラフト指名にあたっては牡馬の方が安心できるかもしれません。
父系の違いによる
戦績の差(配合相性)について
出世頭の2頭はいずれもキングカメハメハ産駒です。また、POG期間内に2勝を上げたノガロもキングカメハメハ産駒です。ムードインディゴはキングカメハメハとの配合相性は良いでしょう。ただし、キングカメハメハは既にこの世を去っていますので、今後のPOGドラフト指名において、ムードインディゴ産駒を検討するならば配合相性を見極めが必要となります。
繫殖牝馬 ムードインディゴ
レーダーチャート
繁殖牝馬ムードインディゴまとめ
- これまでの産駒の馬格は、競走馬として十分なサイズが確保されている。
- 産駒は遅生まれで遅咲きの傾向にあるので、POGには不向きかもしれません。
- キングカメハメハ以外の種牡馬との配合相性がカギとなるか??
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