POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ マイネボヌール ~

名繁殖牝馬になるかも??

マイネボヌール

マイネボヌール

マイネボヌール

競走馬としてのマイネボヌール

繫殖牝馬マイネボヌールは父馬ロージズインメイ、母馬コスモフォーチュン、母父マイネルラヴの配合で生まれたサラブレッドです。競走馬としての生涯戦績は30戦4勝。4勝していますが、重賞での優勝は無く、競走馬としては大きな実績は残せませんでした。

 

繁殖牝馬マイネボヌールの血統背景

繫殖牝馬マイネボヌールの父馬ロージズインメイは米国産のサラブレッドで、ヘイルトゥリーズン系の種牡馬です。競走馬としての生涯戦績は13戦8勝。主にダートの中距離路線で実績を残しており、勝ち鞍には2004年ホイットニーH 【GⅠ:ダート1800m】、2005年ドバイワールドカップ 【GⅠ:ダート2000m】があります。種牡馬としては、芝レースやダート短距離での重賞ウイナーも輩出していますが、産駒の多くはダートで実績を残しており、距離もロージズインメイ同様に中距離での戦績が良い傾向にあります。

 

一方、母馬のコスモフォーチュンは生涯戦績27戦5勝。主な勝ち鞍に2006年北九州記念 【GⅢ:芝1200m】があるように、コスモフォーチュン自身は芝の短距離路線を主戦場とした競走馬でした。繁殖牝馬としては、マイネボヌールの4勝がコスモフォーチュン産駒の最高実績ですので、繁殖牝馬としては、大きな成果は出せていないと言えるでしょう。

 

マイネボヌール産駒の

POG期間内戦績及び傾向

マイネボヌール産駒一覧

マイネボヌール産駒一覧

マイネボヌール産駒の特徴及び傾向を把握すべく、競走馬デビューしている4番仔マイネルラウレアまでを対象に考察を進めていきます。マイネボヌール産駒の出世頭は2021年アルゼンチン共和国杯 【GⅡ】、2022年 目黒記念 【GⅡ】、同年函館記念 【GⅢ】の3つのレースで2着入線している初仔マイネルウィルトスです。

 

マイネボヌール産駒の

デビュー時期について

考察対象としたマイネボヌール産駒4つの内、2歳に内にデビューできなかったのは3番仔ハートリープです。ハートリープは生まれが6月1日とサラブレッドにしては数か月遅い誕生月で、しかも、自身が3歳1月のデビュー戦時の馬体重は386kgと競走馬としては小柄な馬格でした。限られた期間内に実績を出さねばならないPOGの視点から見れば、マイネボヌール産駒をドラフト候補とするならば、デビュー時期に関する情報には敏感になっておいた方が良いでしょう。

 

マイネボヌール産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象としたマイネボヌール産駒4頭の内、最軽量でデビューしたのは3番仔ハートリープで、デビュー戦時の馬体重は386kgでした。一方、最重量でデビューしたのは2番仔マイネルアイガテで、デビュー戦時の馬体重は540kgでした。出世頭のマイネルウィルトスのデビュー戦時の馬体重が462kg、デビュー2連勝で2023年若駒S 【L】を制した4番仔マイネルラウレアのデビュー戦時の馬体重が498kgですので、460 ~ 500kgを大きく外れない程度の馬格であれば、POGドラフト指名には問題はないと思われます。

 

マイネボヌール産駒の

性差による戦績の差について

考察対象としたマイネボヌール産駒4頭の内、牝馬は3番仔ハートリープ1頭だけです。ハートリープのPOG期間内の戦績が2戦0勝と全く揮いませんし、出世頭のマイネルウィルトスが牡馬ですので、マイネボヌール産駒は牡馬の方が戦績は期待できます!・・・と言いたいところですが、唯一の牝馬であるハートリープは遅生まれの上に、小柄というPOG的にはマイナスな要素が2つ重なっていますので、マイネボヌール産駒を牝馬というだけで見限るのは時期尚早だと思います。今後、牝馬産駒でも1 ~ 3月のうちに生まれ、馬格があれば、勝負になる可能性も残っています。性差がもたらす戦績差に関する評価は、まだ先に延ばした方が良いでしょう。

 

父系の違いによる

戦績の差(配合相性)について

出世頭のマイネルウィルトスがスクリーンヒーロー産駒ですので、スクリーンヒーローとマイネボヌールの配合相性は良いと判断したいところですが、マイネルウィルトスの全弟マイネルアイガテはPOG期間内どころか、中央では1勝もできないまま地方競馬へと転籍となってしまいましたので、スクリーンヒーローとの配合相性の見極めは難しいところです。また、過去の勝ち馬にはディープインパクトもいる出世レースの1つである若駒S 【L】をデビュー2連勝で勝ち上がった4番仔マイネルラウレアは、スクリーンヒーローとは全く系統の異なる種牡馬ゴールドシップの産駒です。マイネボヌールは配合相性とは関係なく、活躍馬を生み出せる可能性のある繁殖牝馬と考えても良いのかもしれません。

 

繫殖牝馬 マイネボヌール

レーダーチャート

マイネボヌールRC

マイネボヌールRC

繁殖牝馬マイネボヌールまとめ

  • 産駒の誕生月が遅い傾向にあるので、POGでは要注意。
  • 馬格の小さな牝馬のマイネボヌール産駒をPOGでの指名するのは止めましょう。
  • 種牡馬に関係なく活躍馬を輩出できる可能性が高い繁殖牝馬。

 

2WS POGドラフトリストの発売日は

毎年4月1日!

 

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