結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬ジュリアバローズは母馬シャムロッカーが出産した5頭目の仔。母馬にはこれまでディープインパクト、オルフェーヴル、ロードカナロアが交配されてきました。母馬の仔の中で出世頭と呼べるほど活躍した馬はいませんが、ジュリアバローズと同じ母馬の産んだディープインパクト産駒ダノングロワールは現時点での戦績は2-3-0-1と惜敗続きの戦績となっています。初勝利は3歳の6月とPOG期間内には勝ち上がれませんでしたが、3着以内率は高いのでキッカケ1つでクラスの壁を乗り越えて勝ち上がっていく可能性もあると思われます。
競走馬としての母馬について
母馬シャムロッカーの競走馬としての生涯戦績は18戦4勝(22.2%)。主な勝鞍には2011年VRCオーストラリアンギニーズ(GⅠ)、同年ATCオーストラリアンダービー(GⅠ)があり、その他にも数々の重賞での実績がある一流の競走馬で、競走馬としての素質には申し分ありません。
父馬の産駒の傾向
本馬ジュリアバローズの父馬ディープインパクトはクラシックに何頭ものクラシック候補馬を輩出し、何頭ものクラシックwinner、 GⅠ winnerを輩出している種牡馬です。新馬戦での勝率も高く、ディープインパクト産駒の活躍馬を指名することがPOGで勝利することに繋がります。現在のPOGでディープインパクト産駒無しに勝つのは至難の業と思えるほど、POG的には大きな存在の種牡馬です。
総合評価
本馬ジュリアバローズの2WS indexは105となりました。父馬ディープインパクトはPOG的にも中心的な存在となる種牡馬です。一方、母馬シャムロッカーも競走馬としては申し分ない実績を残した競走馬でした。そんな父馬と母馬から生まれた本馬ジュリアバローズには大きな期待がかかりますが、これまでに母馬の出産したディープインパクト産駒は本馬で3頭目。初仔のディープインパクト産駒はデビューできていません。2番目のディープインパクト産駒ダノングロワールは素質の片鱗を見せてはいるものの、もどかしい戦績が続いています。オルフェーヴルやロードカナロアとの交配では、素質を感じさせる仔が輩出されていないので、ディープインパクトとは配合相性は良いのかもしれませんが、全兄ダノングロワールの勝ち上がりが遅かったこともPOG的には懸念材料です。現時点ではそれ以上の強調材料もありませんので、2WS indexの値もドラフトリストに掲載するレベルの値ではありませんでしたので、ドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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