POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ツルマルワンピース ~

恵まれた馬格の産駒を輩出

ツルマルワンピース

ツルマルワンピース

ツルマルワンピース

競走馬としてのツルマルワンピース

繁殖牝馬ツルマルワンピースは2008年北海道浦河町、市川牧場の生産馬。生涯戦績は21戦3勝。3勝しかしていませんので、競走馬として特筆すべき戦績はありません。重賞では2010年 阪神ジュヴェナイルフィリーズ 【GⅠ】 5着が最高実績になります。

 

繁殖牝馬ツルマルワンピースの血統背景

繁殖牝馬ツルマルワンピースの父馬ハービンジャーは、クラシックレースは不出走でしたが、4歳で本格化し、3連勝で挑んだキングジョージで英ダービー馬ワークフォースらに11馬身差をつけ圧勝。欧州での華々しい戦績を引っ提げて、2011年からは日本で種牡馬として供用され、4世代目のブラストワンピースが2018年有馬記念で優勝しました。血統的には父系にデインヒルがいます。産駒はダートよりも芝で圧倒的に良績を残しており、特に阪神や函館のようなパワーのいる芝コースで実績を残しています。距離適性に関しては中距離で実績を残していますので、一見POG向きのように感じますが、阪神競馬場や函館競馬場ではクラシックレースは行われませんので、少し考慮する必要があります。

 

ツルマルワンピースの母馬ツルマルグラマーは2001年のKBSファンタジーステークス【GⅢ】で2着入線の実績を残していますが、それ以降は掲示板にすら載ることもなく、8戦1勝の生涯戦績で繁殖入りしました。繁殖牝馬としても、目立った戦績を残した産駒は輩出されておらず、繁殖牝馬としても大成することはできませんでした。血統背景を見てみると、4代母にRaise a Babyの名前があります。Raise a Babyは1975年 仏 ミネルヴ賞 【 GⅢ 芝 2000m 】の勝ち馬ですが、母系に活躍馬の多い血統とは言えません。

 

ツルマルワンピース産駒のPOG期間内戦績及び傾向

ツルマルワンピース産駒

ツルマルワンピース産駒一覧

ツルマルワンピース産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG期間を終了している6番仔ブラストウェーブまでを対象として考察を進めていきます。なお、ツルマルワンピース産駒の出世頭は2018年有馬記念 【G1】勝ち馬のブラストワンピースで、考察対象6頭の内、サンドレス、オールライズ以外の4頭はデビュー勝ちを飾っており、新馬戦から期待できる血統とも言えます。

 

ツルマルワンピース産駒の競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のツルマルワンピース産駒6頭の内、最重量でデビューしたのは5番仔ブラストウェーブで、デビュー戦時の馬体重は538kgでした。ちなみに全兄で出世頭のブラストワンピースのデビュー戦時の馬体重は520kgでした。一方、最軽量でデビューしたのは3番仔ホウオウピースフルで、デビュー戦時の馬体重は464kgでした。最軽量でデビューしたとはいえ、サラブレッド一般ということで見てみると464kgという馬体重は小さな馬格ということではありません。ちなみに、ホウオウピースフルのPOG期間内の戦績は5戦2勝。フローラステークス【GⅡ】では2着入線の戦績を残しています。ツルマルワンピース産駒は総じて、しっかりした馬格を有していると言えます。馬格が小さいことでレース中に不利を受けたり、体重が減って間隔を詰めて使うことができないといった状況になる可能性は低いと考えられます。

 

ツルマルワンピース産駒のデビュー時期について

考察対象のツルマルワンピース産駒6頭の内、6番仔のオールライズが未デビューのまま繁殖入りしてしまいましたが、残りの5頭は全て2歳の内にデビューできています。2歳の内にデビューできるということはPOGにおいては大きなプラスです。先述したように、ツルマルワンピース産駒は馬格に恵まれる傾向にあるので、脚元の怪我やトラブルのリスクが付きまといますが、考察対象の6頭中5頭が2歳の内にデビューできていますので、ツルマルワンピース産駒は2歳時に競走馬デビューできる傾向にあると考えて良いでしょう。

 

ツルマルワンピース産駒の性差による戦績の差について

出世頭のブラストワンピースが牡馬ですので、牡馬の方が良績を期待できそうではありますが、牝馬産駒のホウオウピースフルもPOG期間内2勝に加えて、重賞2着の実績を残していますので、POG的には十分な実績です。牝馬産駒でも良績が期待できないわけではありません。ツルマルワンピース産駒をPOGで指名する際には、性別はさほど気にしなくて良いでしょう。

 

父系の違いによる戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬ツルマルワンピースにはこれまでハービンジャー、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、モーリスが交配されてきました。出世頭のブラストワンピースがハービンジャー産駒ですので、母馬ツルマルワンピースと父馬ハービンジャーは配合相性は悪くはないのでしょう。ただし、全弟のブラストウエーブ、全妹のサンドレスの戦績はともにブラストワンピースの戦績からは大きく見劣るものでしかなく、配合相性の良さの真偽については不明と言わざるを得ません。

 

ツルマルワンピース産駒の主なPOG期間内戦績一覧

ツルマルワンピース産駒の主なPOG期間内戦績一覧

ツルマルワンピース産駒の主なPOG期間内戦績一覧

ツルマルワンピース産駒は芝1800-2400mのレースで良績を残しているので、POG向きと言えます。大竹正博厩舎にはツルマルワンピース産駒育成のノウハウが蓄積されていると考えられますので、大竹正博厩舎入厩の場合は、その動向に注目したいです。

繁殖牝馬 ツルマルワンピース レーダーチャート

ツルマルワンピース レーダーチャート

ツルマルワンピース レーダーチャート

POGでツルマルワンピース産駒を選ぶ時のポイント

  • ツルマルワンピース産駒はデビュー勝ち率が高いので、今後の輩出される産駒にも同じ傾向を期待できますし、POG期間内2勝の可能性もより高まります。
  • ツルマルワンピース産駒は馬格が小さく生まれる可能性が低いのですが、恵まれた馬格ゆえ、怪我のリスク、馬体重を絞り切れないリスクがあります。
  • ブラストワンピースの存在ゆえ、ハービンジャーとの配合相性が良いと認識されがちですが、必ずしもハービンジャーとの配合相性が良いとは限りません。

 

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