『 馬格が大きい 』が指名条件!
メリッサ
競走馬としてのメリッサ
繁殖牝馬メリッサは2004年 岡田スタッド産のサラブレッドです。生涯戦績は35戦6勝。主な勝ち鞍に2010年 TV西日本 北九州記念 【GⅢ】があります。
繁殖牝馬 メリッサ の血統背景
繁殖牝馬メリッサの父馬ホワイトマズルは、欧州最強と謳われたダンシングブレーヴの血を日本に根付かせた功労馬の1頭。1990年生まれで、2017年に、この世を去っています。ホワイトマズル自身の競走馬としての実績は、2~4歳時に英伊仏米加で17戦6勝。主な勝ち鞍は1993年 伊ダービーで、その他にも1993年 凱旋門賞2着、1993年、1994年 キングジョージⅥ世&QESで共に2着となった実績があります。種牡馬としては、2004年 天皇賞(春)【GⅠ】 勝ち馬のイングランディーレ、2002年 オークス 【GⅠ】 勝ち馬スマイルトゥモロー、2004年 菊花賞勝ち馬アサクサキングス、2012年 ジャパンカップダート 【GⅠ】勝ち馬ニホンピロアワーズなどの重賞ウイナーを輩出しています。産駒は芝・ダート共にこなしますが、適性としては芝の中長距離レースにあるようです。
一方、メリッサの母馬ストーミーランはトニービン産駒。生涯戦績は33戦3勝。競走馬として大成することはできませんでした。繁殖牝馬としても、重賞ウイナーとなったメリッサを輩出していますが、メリッサ以外に目立った活躍馬は輩出できませんでした。近親に特筆すべき活躍馬が見当たらない血統背景ではありますが、重賞ウイナーを2頭も輩出した優秀な繁殖牝馬メリッサを輩出している事実は、血統というものの奥深さを感じさせてくれます。
メリッサ産駒のPOG期間内戦績及び傾向
メリッサ産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG期間を終了している7番仔ホウオウムサシまでを対象として考察を進めていきます。メリッサ産駒の出世頭は共に重賞2勝している2番仔のミッキーグローリー、4番仔のカツジです。
メリッサ産駒のデビュー時期について
3番仔の未デビュー馬を除いて、初仔から5番仔までの4頭は全て2歳の内にデビューできています。しかし、6番仔ホウオウカグヤ、7番仔ホウオウムサシの2頭のデビューは3歳4月で、POG的にはシーズン終盤のデビューであり、戦力にはならない時期でのデビューとなっています。この要因の1つに、誕生日の遅さがあると思われます。ホウオウカグヤもホウオウムサシも誕生日は5月の中旬ですので、POGという限られた期間でのゲームにおいては明らかなマイナス要因と言えます。
メリッサ産駒の競走馬デビュー時の馬体重について
出世頭のミッキーグローリーのデビュー戦時の馬体重が500kg、もう一頭の出世頭カツジのデビュー戦時の馬体重が472kgです。一方、出世頭の2頭以外のメリッサ産駒のデビュー戦時の馬体重の平均は425.5kgで、出世頭2頭のデビュー戦時の馬体重とは明らかに異なります。繁殖牝馬メリッサから活躍馬が輩出される条件の1つは、十分な馬格を備えていることと考えられます。
メリッサ産駒の性差による戦績の差について
出世頭のミッキーグローリー、カツジの2頭が共に牡馬ですので、メリッサ産駒をPOGで指名するならば牡馬の方が良いでしょう。しかし、牝馬が全くダメということではありません。5番仔パープルレディーはPOG期間内2勝、トータル3勝を上げています。一般的に牝馬産駒の方が細め、小さめに生まれることが多いのですが、牝馬でも馬格のあるメリッサ産駒であれば、指名検討の余地はあると考えます。
父系の違いによる戦績の差(配合相性)について
出世頭のミッキーグローリー、カツジの2頭はともにディープインパクト産駒ですので、メリッサとディープインパクトとの配合相性は良いものと思われます。考察対象の7頭の内、5頭がディープインパクト産駒です。ディープインパクト×メリッサ以外の産駒は、初仔ネミッサがマンハッタンカフェ産駒、7番仔ホウオウムサシがドゥラメンテ産駒です。しかし、ネミッサ、ホウオウムサシともにPOG期間内には勝ち上がれなかったので、POG的にはディープインパクト以外の種牡馬との配合相性の見極めがポイントとなるでしょう。
繁殖牝馬 メリッサ レーダーチャート
POGでメリッサ産駒を選ぶ時のポイント
- 馬格が大きな産駒が生まれた時が指名時。
- 牝馬よりも牡馬の方が活躍を期待できる(馬格の大きな牝駒は別)。
- ディープインパクト以外の種牡馬との配合相性は不明。
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