キンカメ系 or nonキンカメ系??
ヒカルアマランサス
競走馬としてのヒカルアマランサス
繁殖牝馬ヒカルアマランサスは2006年、ノーザンファームの生産馬。生涯戦績は16戦4勝。主な勝ち鞍は2010年 京都牝馬ステークス 【GⅢ】があります。その他にも2010年 ヴィクトリアマイル 【GⅠ】2着入線の実績があります。
繁殖牝馬ヒカルアマランサスの血統背景
父馬アグネスタキオンの競走馬としての生涯戦績は4戦4勝。主な勝ち鞍には2001年 皐月賞 【GⅠ】があります。全兄のアグネスフライトは2000年 日本ダービー 【GⅠ】勝ち馬ですし、母のアグネスフローラ、祖母のアグネスレディもクラシックウイナーに輝いている超一流の血統背景を有しています。種牡馬としては、2008年に長年王座を守ってきた父サンデーサイレンスに替わり、リーディングサイアーランキングトップに輝き、 日本ダービー 【GⅠ】勝ち馬のディープスカイ、2007年 牝馬クラシック2冠馬で、GⅠ4勝のダイワスカーレットなどの重賞ウイナーを輩出しています。BMSとしても、2018年 フェブラリーステークス 【GⅠ】勝ち馬ノンコノユメ、2018年 東京スポーツ杯2歳ステークス 【GⅢ】勝ち馬ニシノデイジー等を輩出しています。
一方、母馬スターミーは米国産のサラブレッドで、生涯戦績は10戦2勝。2勝しかしていませんので、競走馬としては活躍できませんでしたが、繁殖牝馬としては、ヒカルアマランサスの他に2013年 金鯱賞 【GⅡ】勝ち馬のカレンミロティック、2頭の重賞ウイナーを輩出した優秀な繁殖牝馬でした。
ヒカルアマランサス産駒のPOG期間内戦績及び傾向
ヒカルアマランサス産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG期間を終了している8番仔アンティーゾまでを対象として考察を進めていきます。なお、ヒカルアマランサス産駒の出世頭は、2021年 アーリントンカップ 【GⅢ】勝ち馬のホウオウアマゾンです。
ヒカルアマランサス産駒のデビュー時期について
考察対象のヒカルアマランサス産駒8頭の内、6頭が2歳時にデビューできています。注目すべきは、そのほとんどが11月、12月と若干遅めのデビュー時期でしたが、出世頭のホウオウアマゾンは2歳6月と早い時期でのデビューでした。走るヒカルアマランサス産駒を探し出す指標の1つとして、早期デビューを参考にしても良いのかもしれません。なお、ヒカルアマランサス産駒のデビュー戦の勝率は0%となっていますので、デビュー戦から勝利を期待できる血統ではなさそうです。
ヒカルアマランサス産駒の競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のヒカルアマランサス産駒8頭の内、最軽量でデビューしたのはハービンジャー産駒で5番仔のフレジエ。デビュー戦時の馬体重は416kgでした。一方、最重量でデビューしたのは出世頭のホウオウアマゾンで、デビュー戦時の馬体重は494kgでした。ちなみにヒカルアマランサス自身のデビュー戦時の馬体重は470kgでした。ヒカルアマランサス産駒は馬格が大きな方良績を期待できるのかもしれません。また、ヒカルアマランサス自身のデビュー戦時の馬体重が470kgでしたので、それ以上のデビュー戦時の馬体重が見込めるのが良いのかもしれません。
ヒカルアマランサス産駒の性差による戦績の差について
出世頭のホウオウアマゾンが牡馬ですので、ヒカルアマランサス産駒は牡馬の方が良績を期待できるかもしれません。ただし、牝馬産駒の戦績がまるでダメということではありません。初仔ギモーヴは生涯4勝を上げていますし、2番仔クインアマランサスも3勝を上げています。
父系の違いによる戦績の差(配合相性)について
出世頭のホウオウアマゾンはキングカメハメハ産駒ですので、ヒカルアマランサスとキングカメハメハの配合相性は悪くはないのでしょう。しかし、キングカメハメハ亡き今となっては、キングカメハメハ系の後継種牡馬もしくはキングカメハメハ系以外の種牡馬との配合で、大物産駒が誕生するか否かも注目ポイントとなるでしょう。
繁殖牝馬 ヒカルアマランサス レーダーチャート
POGでヒカルアマランサス産駒を選ぶ時のポイント
- 早期デビューが指名にあたってのポイントの1つ。
- 馬格は大きな方が良さそう。ヒカルアマランサのデビュー戦時馬体重の470kgが1つの目安となるかも。
- キングカメハメハ系種牡馬との配合が良いのか、非キングカメハメハ系種牡馬との配合が良いのか、見極めが必要。
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