結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬ルージュヴィッフは母馬サセッティが出産した11頭目の仔。母馬サセッティにはこれまでディープインパクト、ダイワメジャー、ハーツクライ、ゼンノロブロイ、カジノドライヴ、オルフェーヴル、スピルバーグが交配されてきました。母馬の仔の中での出世頭はハーツクライ産駒のレッドセシリアとディープインパクト産駒のレッドライジェルでしょう。ともに5勝を上げています。ちなみにレッドセシリアには2012年阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)で3着の実績があります。しかし、母馬サセッティからは重賞winnerは輩出されておらず、サセッティの繁殖牝馬としては一流とは呼べません。
競走馬としての母馬について
母馬サセッティの競走馬としての生涯戦績は5戦0勝。母馬サセッティは競走馬としては全く活躍できませんでした。サセッティの血統背景を見てみると、半姉には1998年愛オークス(GⅠ)勝ち馬のWinonaがおり、2012年ATCコリンスティーヴンクオリティHを含む重賞2勝のKelinniはサセッティの半姉Orinocoの仔です。血統背景としては決して悪いものではありません。
父馬の産駒の傾向
本馬ルージュヴィッフの父馬ドゥラメンテは2020年デビューの産駒が初年度産駒ですので、まだ産駒の傾向は明らかとなっていません。父馬がキングカメハメハ、母馬は2003年、2004年とエリザベス女王杯(GⅠ)を連覇した名牝アドマイヤグルーヴで、血統構成は申し分ありません。
総合評価
本馬ルージュヴィッフの2WS indexは12となりました。父馬ドゥラメンテの産駒の傾向はまだ明らかになっていません。母馬サセッティは競走馬としても、繁殖牝馬としても、現在までのところ目立った実績はありません。POG的にプラスになる材料がほかに見当たりませんので、2WS indexの低い値にしたがって、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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