結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬ジャンドゥーヤは母馬ツルマルオトメが出産した7頭目の仔。母馬ツルマルオトメにはこれまでダイワメジャー、エンパイアメーカー、キンシャサノキセキ、ディープブリランテ、ヴィクトワールピサが交配されてきました。母馬の仔の中での出世頭は4勝を上げているダイワメジャー産駒のシンジュボシ、ヴィクトワールピサ産駒のサムシングジャスト(現役)です。両馬ともに重賞勝ちはありませんが、サムシングジャストは2020年アイルランド府中牝馬(GⅡ)で3着に入っています。
競走馬としての母馬について
母馬ツルマルオトメの競走馬としての生涯戦績は25戦4勝(勝率16.0%)。主な勝鞍は2007年桶狭間特別(1000万下)です。重賞での目立った戦績はありませんでした。ツルマルオトメの血統背景を見てみても、特筆すべき活躍を見せた競走馬はいませんでした。
父馬の産駒の傾向
父馬リオンディーズは2020年デビューの2歳馬が初年度産駒となりますので、産駒の傾向は現時点では不明です。リオンディーズ自身は2015年デビュー2戦目で朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)を制し、その年の最優秀2歳牡馬にも選出され、POG期間内に大活躍した競走馬でした。早期から活躍できる体質の強さが伝われば、産駒のPOG期間内での活躍も何ら不思議ではありません。リオンディーズの母馬シーザリオも競走馬としては2005年オークス(GⅠ)、同年アメリカンオークス(GⅠ)を制し、繁殖牝馬としてはエピファネイアやサートゥルナーリアを輩出するなど、競走馬としても繁殖牝馬としても一流の実績を残しています。その優秀な血を引き継いでいる種牡馬ですので、リオンディーズには種牡馬としても大きな活躍が期待されるところです。
総合評価
本馬ジャンドゥーヤの2WS indexは11となりました。父馬リオンディーズは産駒の傾向がまだ不明ですので、ジャンドゥーヤにどのような活躍の可能性があるのかを見立てるのは困難です。一方、母馬ツルマルオトメは競走馬としても、繁殖牝馬としても大きな実績は残せていません。これといった強調材料もありませんし、2WS indexの示す値も低いので、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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