大物輩出、間に合うか??
ダンスファンタジア
競走馬としてのダンスファンタジア
繁殖牝馬ダンスファンタジアは社台ファームの生産馬で、生涯戦績は29戦3勝。主な勝ち鞍は2011年 フェアリーステークス 【GⅢ】です。新馬 → 赤松賞と2連勝を飾り、4戦目で重賞制覇を飾り、クラシック戦線を賑わせる存在でした。
繁殖牝馬ダンスファンタジアの血統背景
繁殖牝馬ダンスファンタジアの父馬ファルブラヴはアイルランド産のサラブレッドで、生涯戦績は26戦13勝。2002年 ジャパンカップ 【GⅠ】をはじめ、英、仏、伊、香でGⅠを計8勝した超一流の競走馬でした。超一流の競走実績を残したファルブラヴですが、種牡馬としてはGⅠウイナーを1頭も輩出することはできませんでした。また、BMSとしても、ハープスター、2018年 マイルチャンピオンシップ 【GⅠ】勝ち馬ステルヴィオ2頭のGⅠウイナーを輩出していますが、競走実績に見合う成績は残せていません。
一方、母馬ダンスインザムードは2004年 桜花賞 【GⅠ】、2006年 ヴィクトリアマイル 【GⅠ】の勝ち馬です。血統背景を見てみると、ダンスインザムードの兄姉には1995年 オークス 【GⅠ】、1996年 エリザベス女王杯 【GⅠ】勝ち馬のダンスパートナー、1996年 菊花賞 【GⅠ】勝ち馬のダンスインザダークの他、重賞3勝のエアダブリンなどがいます。
ダンスファンタジア産駒の
POG期間内戦績及び傾向
ダンスファンタジア産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG期間を終了している4番仔ヒップホップソウルまでを対象として考察を進めていきます。ダンスファンタジア産駒の出世頭は、通算5勝のダノンファスト及び2023年 フラワーカップ 【GⅢ】2着のヒップホップソウルです。
ダンスファンタジア産駒の
競走馬デビュー時期について
考察対象のダンスファンタジア産駒4頭の内、2歳時にデビューできたのは3番仔ダノンファストと4番仔ヒップホップソウルです。初仔、2番仔とデビューが大きく遅れましたが、その傾向も3番仔、4番仔で修正されてきています。また、デビュー時期の早まりと共に戦績の改善も見られています。ちなみにダンスファンタジア自身のデビューは2歳10月でした。
ダンスファンタジア産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のダンスファンタジア産駒4頭の内、最軽量でデビューしたのは、出世頭の1頭ダノンファストで、デビュー戦時の馬体重は458kgでした。一方、最重量でデビューしたのは、もう1頭の出世頭ヒップホップソウルで、デビュー戦時の馬体重は502kgでした。ダンスファンタジア産駒は馬格的に450kg以上であれば、大きな問題はないと思われます。ちなみに、ダンスファンタジア自身のデビュー戦時の馬体重は456kgでした。
ダンスファンタジア産駒の
性差による戦績の差について
考察対象のダンスファンタジア産駒4頭の内訳は牡馬牝馬それぞれ2頭ずつの構成です。出世頭として取り上げた2頭は、それぞれ牡馬と牝馬ですので、現時点では、ダンスファンタジア産駒に性差による戦績差はないと考えます。
父系の違いによる
戦績の差(配合相性)について
出世頭のダノンファストがキングマンボ系種牡馬キングカメハメハの産駒、ヒップホップソウルがサンデーサイレンス系種牡馬キタサンブラックの産駒と異なる系統の種牡馬で、オープン馬を輩出していますので、ダンスファンタジアは父馬選ばず活躍馬を輩出できる実力派繁殖牝馬になる可能性があります。
繁殖牝馬 ダンスファンタジア
レーダーチャート
POGでダンスファンタジア産駒を
選ぶ時のポイント
- 2歳時にデビューできるかどうかが、指名にあたっての大きなポイントになる。
- 馬格、性別によるプラスやマイナスは無い?!
- 配合相性が嵌まる種牡馬の見極めが重要。
2WS POGドラフトリストの発売は
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