新馬勝ちは期待薄
トゥーピー
競走馬としてのトゥーピー
繁殖牝馬トゥーピーは英国産のサラブレッドで、父馬Intikhab、母馬Turpitudeの配合で生まれました。生涯戦績は20戦3勝。3勝しかしていませんが、勝ち鞍に2004年 アランベール賞 【GⅢ】があります。
繁殖牝馬トゥーピーの血統背景
繁殖牝馬トゥーピーの父馬Intikhabはアメリカ産のサラブレッドで、生涯戦績は14戦8勝。主な勝ち鞍は1998年 英クイーンアンS 【GⅡ 芝8.0F 】、同年 英ダイオメドS 【GⅢ 芝8.0F 】です。GⅠ勝ちこそないものの、重賞を2勝しています。種牡馬としてのIntikhabは3頭のGⅠウイナーをはじめ、計6頭の重賞ウイナーを輩出しています。競走馬としても、種牡馬としても、それなりの実績は残していますが、一流と呼ばれるほどの活躍は見せていません。
一方、母馬Turpitudeは英国産のサラブレッドです。競走馬デビューをしていませんので、競走馬としての能力のほどは不明です。繁殖牝馬としてのTurpitudeは重賞ウイナーのトゥーピーを輩出していますが、それ以外の仔達の戦績に目立つものはありませんので、繁殖牝馬としての実力にも疑問が残ります。
トゥーピー産駒の
POG期間内戦績及び傾向
トゥーピー産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG期間を終了している9番仔トラストエムシーまでを対象として考察を進めていきます。トゥーピー産駒の出世頭は、2015年 京都新聞杯 【GⅡ】勝ち馬で、ディープインパクト産駒のサトノラーゼン、2017年 チャレンジカップ 【GⅢ】勝ち馬で、ハーツクライ産駒のサトノクロニクルです。
トゥーピー産駒のデビュー時期について
考察対象のトゥーピー産駒9頭の内、2歳でデビューできなかったのは6番仔のレッドアクトレスです。レッドアクトレス以外のトゥーピー産駒は全て2歳でデビューできていますので、トゥーピー産駒は2歳でデビューできる傾向にあり、デビューが遅れる心配はしなくて良さそうです。ちなみに考察対象のトゥーピー産駒9頭は、全馬デビュー勝ちできていませんので、デビュー勝ちは期待しない方が良いと思います。
トゥーピー産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のトゥーピー産駒9頭の内、最軽量でデビューしたのは、8番仔トゥールアンレールで、デビュー戦時の馬体重は386kgでした。一方、最重量でデビューしたのは、7番仔ドゥーべで、デビュー戦時の馬体重は488kgでした。出世頭のサトノラーゼンのデビュー戦時の馬体重が438kg、サトノクロニクルのデビュー戦時の馬体重が456kgであることから、トゥーピー産駒は、大き過ぎず、小さ過ぎずの馬格が狙い目なのかもしれません。
トゥーピー産駒の
性差による戦績の差について
考察対象のトゥーピー産駒9頭の内訳を見てみると、牡馬が6頭、牝馬が3頭です。性別で戦績を見てみると、牝馬産駒はPOG期間内に限らず1勝もできていないことがわかります。トゥーピー産駒を指名するならば牡馬産駒です。
父系の違いによる
戦績の差(配合相性)について
出世頭のサトノラーゼンがディープインパクト産駒、サトノクロニクルがハーツクライ産駒ですので、ディープインパクト、ハーツクライとの配合相性は悪くないのでしょう。しかし、両種牡馬共に、種牡馬を引退しており、今後、トゥーピーとの仔が生まれることはありませんので、両種牡馬以上に配合相性の良い種牡馬が明らかとなることが期待されます。特に、まだ実現していないキングカメハメハ系の種牡馬との配合が見てみたいところです。
トゥーピー産駒のPOG期間内良績一覧
トゥーピー産駒は芝2000mを中心とした距離で実績を残しています。
繁殖牝馬 トゥーピー
レーダーチャート
POGでトゥーピー産駒を
選ぶ時のポイント
- 2歳でデビューできる傾向にあるものの、デビュー勝ちは期待薄と考えた方が良いでしょう。
- 牝馬産駒ではなく、牡馬産駒を選びましょう!
- キングカメハメハ系種牡馬との配合を見てみたいところです。
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