POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ファーゴ ~

ロードカナロアとの配合、過信は禁物

ファーゴ

ファーゴ

ファーゴ

競走馬としてのファーゴ

繁殖牝馬ファーゴはノーザンファームの生産馬で、父馬ハーツクライ、母馬マチカネササメユキの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は23戦3勝。重賞レースでの出走実績は無く、競走馬として大成はできませんでした。

 

繁殖牝馬ファーゴの血統背景

繁殖牝馬ファーゴの父馬ハーツクライは、サンデーサイレンス系の種牡馬。競走馬としての主な戦績は、2004年ダービー2着、2005年宝塚記念2着、2005年ジャパンカップ2着と、G1 2着3回のもどかしい戦績が続きました。しかし、2005年有馬記念でディープインパクトに日本国内で唯一先着して、念願のG1タイトルを奪取。勢いそのままに2006年ドバイシーマクラシックでも優勝し、海外G1優勝の偉業も達成しました。自身の戦績が示すように、競走馬としては遅咲きの部類です。母馬のアイリッシュダンスも古馬になって頭角を現した牝馬であったことが受け継がれたと考えられ、その特徴はハーツクライ自身と自身の産駒にも受け継がれているようで、POG期間内のみならず、古馬になってから頭角を現す産駒もいます。血統的には母系にリファールを持つことから芝2200m以上で真価を発揮する産駒が多く、母父がトニービンであることからか、東京コースを得意とする産駒も多く、ダービーが行われる東京競馬場 芝2400mに高い適性を持つ産駒が出てきても何ら不思議なことではありません。

 

一方、母馬のマチカネササメユキは米国産のサラブレッドで、生涯戦績は18戦2勝。2勝しかしていませんので、マチカネササメユキも重賞レース出走の実績は無く、競走馬としては大成できませんでした。繁殖牝馬としては、2019年 シンザン記念 【GⅢ】勝ち馬のヴァルディゼールを輩出し、重賞ウイナーの母馬になっています。

 

ファーゴ産駒のPOG期間内戦績及び傾向

ファーゴ産駒一覧

ファーゴ産駒一覧

 

ファーゴ産駒の傾向及び特徴を把握すべく、既にPOG対象期間を終了している4番仔ヴィクトリーロードまでを対象として考察を進めていきます。なお、ファーゴ産駒の出世頭は2019年 シンザン記念 【GⅢ】勝ち馬のヴァルディゼールです。

 

ファーゴ産駒のデビュー時期について

考察対象のファーゴ産駒4頭の内、初仔ヴァルディゼール、2番仔ブレーナードは2歳時デビュー。3番仔ティーフォートゥー、4番仔ヴィクトリーロードは3歳でのデビューでした。デビュー時期の違いについては、いくつかの要因が考えられますが、その1つにファーゴが繁殖牝馬セールに売却され、産駒の育成環境が変わったことがあると考えています。これは良し悪しを指摘しているのではなく、育成方針の違いによるものと考えられます。最終目標を日本ダービーまでとするPOGと競走馬として、POG期間以降も活躍が期待できるリアル馬主とでは、当然目線が異なります。2歳時にデビューできていないということは、POGという目線から考えれば、プラス要素ではありませんが、生産者目線、リアル馬主目線から考えれば、必ずしもマイナス要素とは言えません。なお、考察対象のファーゴ産駒4頭の内、デビュー勝ちを飾ったのは、出世頭のヴァルディゼールだけです。ファーゴ産駒はデビュー勝ちできる傾向にはありませんが、デビュー勝ちするようであれば、重賞クラスの産駒に育つ可能性があるとも言えます。

 

ファーゴ産駒の競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のファーゴ産駒4頭の内、最軽量でデビューしたのは3番仔ティーフォートゥーで、デビュー戦時の馬体重は420kg(POG期間内戦績:0戦0勝)。一方、最重量でデビューしたのは、4番仔ヴィクトリーロードで、デビュー戦時の馬体重は470kg(POG期間内戦績:2戦0勝)でした。出世頭のヴァルディゼールのデビュー戦時の馬体重は444kgとやや小さめではありましたが、POG期間内に重要ウイナーになっていますので、ファーゴ産駒は440kg程度を見込めるようであれば、ドラフト候補に考えて良いかと思います。ちなみに、ファーゴ自身のデビュー戦時の馬体重は416kgでした。ファーゴ自身は小柄な牝馬だったようですので、産駒が小柄傾向にあるのも納得のいくところです。

 

ファーゴ産駒の性差による戦績の差について

考察対象のファーゴ産駒4頭の内訳を見てみると、牡馬が3頭、牝馬が1頭です。出世頭のヴァルディゼールが牡馬ですし、唯一の牝馬産駒ティーフォートゥーはPOG期間内にデビューできていませんので、現在の判断材料は牡馬産駒のものだけということになります。現時点ではファーゴ産駒は牡馬の方を選ぶ方が無難と言ったところでしょうか。

 

父系の違いによる戦績の差(配合相性)について

出世頭のヴァルディゼールがロードカナロア産駒ですので、ロードカナロアとファーゴの配合相性は悪くは無いのでしょう。しかしながら、ヴァルディゼールの後、2頭のロードカナロア×ファーゴ産駒が誕生していますが、ともにPOG期間内の戦績はイマイチですので、ロードカナロアとの配合については、過剰な期待は禁物と言ったところでしょう。

 

繁殖牝馬 ファーゴ レーダーチャート

ファーゴRC

ファーゴRC

POGでファーゴ産駒を選ぶ時のポイント

  • デビュー勝ちするようであれば、重賞クラスの大物の期待が持てる。
  • ファーゴ自身の馬格が小さかったので、産駒はあまり大きな馬格にはならないでしょう。
  • ロードカナロアとの配合相性は悪くないものの、過剰な期待は禁物です。

 

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