POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ マイグッドネス ~

もう1頭期待したい!

マイグッドネス

マイグッドネス

マイグッドネス

競走馬としてのマイグッドネス

繁殖牝馬マイグッドネスは米国産で、父馬Storm Cat、母馬Caressingの配合で生まれたサラブレッドです。競走馬としての生涯戦績は6戦1勝。1勝しかしていませんので、競走馬としては大成できませんでした。

 

繁殖牝馬マイグッドネスの血統背景

繁殖牝馬マイグッドネスの父馬Storm Catはアメリカ産で、父馬Storm Bird、母馬Terlinguaの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は8戦4勝。主な勝ち鞍は1985年 ヤングアメリカS 【GⅠ】です。GⅠタイトルを獲得して一流の競走馬の仲間入りをしていますが、GⅠタイトルを複数持つ種牡馬は数えきれないほど沢山いることを考えると、目立った実績を残した競走馬だったとは言えません。しかしながら、種牡馬として、あるいはBMSとしては大成功を収めました。英・米・愛・仏・伊で計35頭のGⅠウイナーをはじめ、数多くの重賞ウイナーを輩出しています。また、世界各地で計40頭以上のGⅠウイナーの母父としても、その名を残しています。特に日本においては、大種牡馬ディープインパクトとの配合において、非常に相性の良いBMSとして知られており、父馬ディープインパクト×母父Storm Catの配合には、2013年 日本ダービー勝ち馬のキズナ、同年桜花賞勝ち馬のアユサンをはじめ、リアルスティール、ラヴズオンリーユー、ダノンキングリー、サトノアラジン、ラキシスなどのGⅠウイナーがいます。

 

一方、マイグッドネスの母馬Caressingは米国産のサラブレッドで、生涯戦績は18戦5勝。主な勝ち鞍には、2000年 BCジュヴェナイルフィリーズ 【GⅠダ8.5F】、2001年 シンガポールプレイト 【GⅢ ダ9.0F】、同年 ラトロワンヌS 【GⅢ ダ7.0F】があり、米ダート重賞戦線で活躍した競走馬でした。繁殖牝馬としても、2017年 トラヴァースS 【GⅠ ダ10.0F】及び同年 ペンシルヴァニアダービー 【GⅠ ダ9.0F】勝ち馬のWest Coastを輩出しています。また、マイグッドネスは2021年 安田記念 【GⅠ】勝ち馬のダノンキングリーを輩出していますので、Caressingの優秀な競走能力はマイグッドネスを通じて、産駒に伝えられているようです。

 

マイグッドネス産駒の

POG期間内戦績及び傾向

マイグッドネス産駒一覧

マイグッドネス産駒一覧

マイグッドネス産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している8番仔ダノンソレイユまでを対象として考察を進めていきます。マイグッドネス産駒の出世頭は2021年 安田記念 【GⅠ】勝ち馬のダノンキングリーとダート重賞9勝のダノンレジェンドです。

 

マイグッドネス産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のマイグッドネス産駒8頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは2番仔ダノングッド、3番仔ミッキーグッドネス、7番仔のダノンフロイデの3頭です。マイグッドネス産駒の2歳での競走馬デビュー率は62.5%となります。決して低い数字ではありませんが、デビュー時期の見込みに関しては、一定の注意が必要です。ちなみに考察対象のマイグッドネス産駒8頭の中で、デビュー勝ちを飾ったのは初仔ダノンレジェンド、4番仔ミッキーマインド、5番仔ダノンレジェンドです。デビュー勝ちを飾ったマイグッドネス産駒3頭の内、2頭は種牡馬入りできるほどの活躍をしていますので、マイグッドネス産駒はデビュー勝ちするようであれば、大きな実績を残す可能性が高いと言えるでしょう。

 

マイグッドネス産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のマイグッドネス産駒8頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは、3番仔ミッキーグッドネスで、デビュー戦時の馬体重は398kgでした。一方、最軽量で競走馬デビューしたのは、2番仔ダノングッドで、デビュー戦時の馬体重は502kgでした。出世頭の1頭であるダノンレジェンドのデビュー戦時の馬体重が448kg、もう1頭の出世頭のダノンキングリーのデビュー戦時の馬体重は450kgですので、450kg程度の馬格が見込めるようであれば、ドラフト指名的には合格点と言えるでしょう。

 

マイグッドネス産駒の性差による

戦績の差について

考察対象のマイグッドネス産駒8頭の内訳を見てみると、牡馬が6頭、牝馬が2頭です。出世頭のダノンレジェンド及びダノンキングリーは共に牡馬ですので、マイグッドネス産駒は牡馬の方が良績を期待できると言いたいところですが、牡馬産駒の数の方が断然多いので、牝馬産駒に良績は期待できないとまでは言えません。ただ、ドラフト指名馬を考える上で、マイグッドネス産駒を選ぶならば、牡馬産駒の方が精神的には安心できるでしょう。

 

父系の違いによる

戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬マイグッドネスには、これまでMacho Uno, Elusive Quality, ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライが配されてきました。出世頭の1頭であるダノンレジェンドがMacho Uno産駒、もう1頭の出世頭ダノンキングリーがディープインパクト産駒。系統の異なる種牡馬で、それぞれ重賞ウイナーを輩出していますので、マイグッドネスは種牡馬を選ばずに活躍馬を輩出できる繁殖牝馬だと考えられます。

 

繁殖牝馬 マイグッドネス

レーダーチャート

マイグッドネスRC

マイグッドネスRC

POGでマイグッドネス産駒を

選ぶ時のポイント

  • 馬格は450kg程度あれば、ドラフト指名的には合格点でしょう。
  • 性差による戦績差については、疑いの余地はあるものの、現時点では牡馬産駒の方が良績を期待できそうです。
  • マイグッドネス産駒は種牡馬選ばず活躍馬を輩出できる繁殖牝馬だと考えます。

 

2WS POGドラフトリストの発売は

毎年4月1日!

 

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