結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬タイガーオーキッドは母馬シーズアタイガーが出産した3頭目の仔。上2頭はディープインパクト産駒とダイワメジャー産駒です。ダイワメジャー産駒のシーズアメジャーは、未デビューのまま登録抹消となっています。ディープインパクト産駒のティグラーシャの現時点での戦績は11戦3勝です。まだ、競走馬としてデビューした仔が1頭しかいませんので、母馬の産駒の傾向は明確ではありませんが、ティグラーシャの戦績を見る限り、母馬シーズアタイガーの繁殖牝馬の質としては悪くはなさそうです。
競走馬としての母馬について
母馬シーズアタイガーの競走馬としての生涯戦績は7戦3勝(勝率42.9%)。主な勝鞍には2013年デルマーデビュタントステークス(GⅠ)があり、その他にも重賞での連対、3着以内実績があります。戦績数こそ少ないものの、勝率、連対率は高く、シーズアタイガーは競走馬としての素質の高い競走馬と言えるでしょう。
父馬の産駒の傾向
本馬タイガーオーキッドの父馬ディープインパクトはクラシックに何頭ものクラシック候補馬を輩出し、何頭ものクラシックwinner、GⅠ winnerを輩出している種牡馬です。新馬戦での勝率も高く、ディープインパクト産駒の活躍馬を指名することがPOGで勝利することに繋がります。現在のPOGでディープインパクト産駒無しに勝つのは至難の業と思えるほど、POG的には大きな存在の種牡馬です。
総合評価
本馬タイガーオーキッドの2WS indexは59となりました。父馬ディープインパクトはPOGでは欠かせないほど、存在感の大きな種牡馬ですが、その父馬を配してもなお、全姉のティグラーシャはPOG期間内には1勝しかできておりません。ティグラーシャはやや小柄な馬体でしたので、本馬タイガーオーキッドが恵まれた体格に生まれてくれば、姉以上の活躍を期待できるかもしれません。しかし、母馬シーズアタイガーの産む仔はデビューが遅かったり、体質が弱かったりするので、本馬タイガーオーキッドも体質の弱さが受け継がれている可能性が高いと考えます。2WS indexの値も低く出ているので、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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