結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬スターオブエイジアは母馬ローガンサファイアが出産した2頭目の仔。初仔はロードカナロア産駒のエルサフィーロです。エルサフィーロはPOG期間内及びJRA主催レースでは1勝も上げていません。まだ、母馬からは1頭しか競走馬デビューしていませんので、母馬の繁殖牝馬としての実力を判断するのには時期尚早です。
競走馬としての母馬について
母馬ローガンサファイアの競走馬としての生涯戦績は26戦4勝(勝率15.4%)。主な勝鞍には2013年マーガレットステークス(OP)があります。ローガンサファイアの血統背景を見てみると、ローガンサファイアの半弟にはキンシャサノキセキ産駒のサフィロス(2014年京王杯2歳ステークス GⅡ 2着)やダイワメジャー産駒の半妹コーディエライト(2017年新潟2歳ステークス GⅢ 2着、2017年ファンタジーステークス GⅢ 2着)がいます。また、ローガンサファイアの祖母ダ―ケストスターからは2018年NARグランプリ特別表彰馬に選出されたサウスヴィグラスがいます。
父馬の産駒の傾向
本馬スターオブエイジアの父馬ルーラーシップの産駒の馬場適性としては、芝もダートもこなすので、馬場適性はそれほど心配しなくても良さそうです。距離適性に関しては、2000mよりも長い距離またはスプリント戦が向いているようで、マイルから2000mまでの中距離の勝率はそれらよりもやや劣ります。成長度合いは3歳後半に戦績が伸びる傾向にあります。これらのことを総合的に考えると、傾向としては、ルーラーシップ産駒はPOG向きとは言えないようです
総合評価
本馬スターオブエイジアの2WS indexは49となりました。父馬ルーラーシップの産駒はPOG向きではないようですが、2000mよりも長い距離もしくはスプリント戦に適性があるようですので、ルーラーシップ産駒の指名を考えるならば、2000mよりも長い距離で活躍できそうな産駒を検討するのが良いのでしょう。一方、母馬ローガンサファイアは繁殖牝馬としての実力は未知数ですが、ローガンサファイア自身はマイル以下の距離が主戦場でしたので、配合相性は良くないかもしれません。生まれも遅く、2WS indexの値も低く出ていますので、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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