POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ウィルパワー ~

仔出しの優秀な血統も、POGでは?

ウィルパワー

ウィルパワー

ウィルパワー

競走馬としてのウィルパワー

繁殖牝馬ウィルパワーはノーザンファーム生産で、父馬キングカメハメハ、母馬トキオリアリティー、母父Meadowlakeの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は17戦4勝。4勝してはいますが、重賞レースの出走経験はなく、競走馬としては大きな実績は残せませんでした。

 

繁殖牝馬ウィルパワーの血統背景

繁殖牝馬ウィルパワーの父馬キングカメハメハは、2004年NHKマイルC、2004年ダービーの変則G1 2冠をはじめとして生涯戦績8戦7勝の競走馬で、マイルから2400mまで幅広い距離適性を発揮しました。父はミスタープロスペクター系~キングマンボ系の流れを汲み、牝系は名牝ミエスクへと繋がっています。一方、母父はノーザンダンサー ⇒ トライマイベストの流れを汲むラストタイクーンで欧州血統を引き継いでいます。種牡馬としては、サンデーサイレンス系牝馬との配合で大成功を収めているだけでなく、母系によって多彩な馬場適性、距離適性を示す産駒が登場しています。代表的な産駒としては、ロードカナロア、アパパネ、ラブリーデイ、ドゥラメンテ、レイデオロがいます。

 

一方、ウィルパワーの母馬トキオリアリティーは米国産のサラブレッドで、生涯戦績は16戦3勝。3勝はしていますが、重賞レースの出走経験はなく、当時はオープンクラスのレースだった1997年 フローラステークス で2着入線の実績があります。しかし、繁殖牝馬としては、2007年 夕刊フジ オーシャンステークス 【GⅢ】勝ち馬アイルラヴァゲイン、2011年 安田記念 【GⅠ】及び2015年 豪ジョージライダーステークス 【GⅠ】勝ち馬リアルインパクト、2017年 クイーンエリザベス2世カップ 【GⅠ】勝ち馬ネオリアリズム、3頭の重賞ウイナーを輩出し、確たる実績を残しています。

 

ウィルパワー産駒のPOG期間内戦績及び傾向

ウィルパワー産駒一覧

ウィルパワー産駒一覧

ウィルパワー産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している6番仔ラキエータまでを対象として考察を進めていきます。なお、ウィルパワー産駒の出世頭は、2019年 安田記念 【GⅠ】及び同年 マイルチャンピオンシップ 【GⅠ】勝ち馬のインディチャンプ及び2020年 シルクロードステークス 【GⅢ】勝ち馬アウィルアウェイです。

 

ウィルパワー産駒の競走馬デビューの時期について

考察対象のウィルパワー産駒6頭の競走馬デビューの時期を見てみると、競走馬デビューできなかった4番仔ヴィレンスクラフトと6番仔コンシェンス以外の4頭は全て2歳時に競走馬デビューできています。ウィルパワー産駒は2歳時にデビューできる傾向にありますが、競走馬デビューまで至らない産駒もいますので、デビュー時期の見立てを丁寧に行った方が良いでしょう。ちなみに考察対象のウィルパワー産駒の内、競走馬デビューした4頭中3頭がデビュー戦を勝利で飾っています。限られた期間での結果が求められるPOGにおいては、デビュー戦を勝利で飾ることは大きなアドバンテージになりますので、デビュー戦勝率の高いウィルパワー産駒は、POG的にも注目すべき血統と言えるでしょう。

 

ウィルパワー産駒の競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のウィルパワー産駒6頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは5番仔ラキエータで、デビュー戦時の馬体重は408kgでした。一方、最重量で競走馬デビューしたのは出世頭の1頭インディチャンプで、デビュー戦時の馬体重は462kgでした。もう1頭の出世頭であるアウィルアウェイのデビュー戦時の馬体重が450kgでしたので、ウィルパワー産駒をPOGで指名するならば、デビュー戦時の馬体重が450kg程度を見込めるようであれば、及第点と言って良いのではないでしょうか。ちなみに、繁殖牝馬ウィルパワー自身の競走馬デビュー時の馬体重は434kgでした。

 

ウィルパワー産駒の性差によるPOG期間内の戦績の差について

考察対象のウィルパワー産駒6頭の性別の内訳を見てみると、牝馬5頭、牡馬1頭です。出世頭のインディチャンプが牡馬、アウィルアウェイが牝馬ですし、牡馬はインディチャンプ1頭だけですので、牡馬産駒と牝馬産駒の成績の比較は難しく、現時点では、牡馬産駒と牝馬産駒の間に戦績差は無いと考えます。

 

父系の違いによるPOG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬ウィルパワーにはこれまでディープブリランテ、ステイゴールド、ジャスタウェイ、ダイワメジャー、キンシャサノキセキが配されてきました。出世頭のインディチャンプはステイゴールド産駒、アウィルアウェイはジャスタウェイ産駒です。ウィルパワーは異なる種牡馬でそれぞれ重賞ウイナーを輩出していますので、ウィルパワーは種牡馬を選ばず活躍馬を輩出できる繁殖牝馬であると考えます。

 

ウィルパワー産駒のPOG期間内戦績一覧

ウィルパワー産駒POG期間内良績一覧

ウィルパワー産駒POG期間内良績一覧

ウィルパワー産駒の良績は芝1200m、1400mに集中しています。クラシック戦線の距離適性よりは少し短いと考えられます。また、インディチャンプ、アウィルアウェイ2頭の出世頭が重賞ウイナーとなったのは、POG期間を過ぎてからのものです。ウィルパワー産駒が本格化するのは、POG期間が過ぎてからなのでしょう。POG的にはプラス材料ではありませんが、早熟ではない血統と考えられます。

 

繁殖牝馬 ウィルパワー レーダーチャート

ウィルパワーRC

ウィルパワーRC

POGでウィルパワー産駒を選ぶ時のポイント

  • ウィルパワーもその母馬も複数の重賞ウイナーを輩出している仔出しの優秀な血統背景。
  • ウィルパワー産駒は遅咲きの傾向にあるようです。
  • 種牡馬に関係なく活躍馬を輩出できると思われますので、POGでは常に注意が必要です。

 

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