これといった強調材料が・・・
レッドラヴィータ
競走馬としてのレッドラヴィータ
繁殖牝馬レッドラヴィータはノーザンファームの生産馬で、父馬スペシャルウィーク、母馬ディクシージャズの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は25戦3勝。初勝利には7戦を要し、重賞レースには未出走のまま競走馬生活を終えました。
繁殖牝馬レッドラヴィータの血統背景
繁殖牝馬レッドラヴィータの父馬スペシャルウィークはサンデーサイレンス系の種牡馬で、生涯戦績は17戦10勝。主な勝ち鞍は1998年 日本ダービー 【GⅠ】、1999年 天皇賞(春)【GⅠ】、同年 天皇賞(秋)【GⅠ】、同年 ジャパンカップ 【GⅠ】です。クラシックから古馬GⅠ戦線まで、中長距離路線で活躍した競走馬でした。種牡馬としては、牝馬クラシック2冠を獲得し、GⅠを計6勝のブエナビスタ、日米オークスを制した名牝シーザリオ、2014年 菊花賞【GⅠ】勝ち馬トーホウジャッカルを輩出しています。
一方、レッドラヴィータの母馬ディクシージャズもノーザンファームの生産馬。生涯戦績は4戦0勝。競走馬としては全く活躍できませんでした。繁殖牝馬としては2011年毎日杯【GⅢ】を含む重賞3勝のレッドデイヴィスを輩出しています。
レッドラヴィータ産駒の
POG期間内戦績及び傾向
レッドラヴィータ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している3番仔デュメイカズマまでを対象として考察を進めていきます。レッドラヴィータ産駒の出世頭は2024年中山記念【GⅡ】勝ち馬のマテンロウスカイです。
レッドラヴィータ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のレッドラヴィータ産駒3頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは3番仔デュメイカズマ1頭です。今回は考察対象外としていますが、4番仔キャネルも2歳時に競走馬デビューできていますので、レッドラヴィータ産駒は総じて2歳時に競走馬デビューできる傾向にあると言えるでしょう。ちなみに、レッドラヴィータ産駒でデビュー戦を勝利で飾ったのは、キャネルを含めマテンロウスカイ1頭だけです。
レッドラヴィータ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のレッドラヴィータ産駒3頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは初仔ベストシンガーで、デビュー戦時の馬体重は452kgでした。一方、最重量でデビューしたのは出世頭のマテンロウスカイで、デビュー戦時の馬体重は484kgでした。出世頭のマテンロウスカイは最重量でデビューしていますので、レッドラヴィータ産駒は馬格の大きな仔を指名する方が良いと考えます。ちなみに、レッドラヴィータ自身のデビュー戦時の馬体重は436kg、初勝利時の馬体重は440kgでした。
レッドラヴィータ産駒の
性差によるPOG期間内の戦績差について
考察対象のレッドラヴィータ産駒3頭の内訳は、牡馬が2頭、牝馬が1頭です。出世頭のマテンロウスカイが牡馬ですので、レッドラヴィータ産駒は牡馬の方が良績を期待できそうです。しかし、考察対象の牝馬産駒は1頭だけですので、牡馬産駒と牝馬産駒の戦績を比較するには考察対象頭数が少なすぎます。現時点では性差による戦績差については、偏った判断はしない方が賢明です(牝馬産駒でも良績を期待できる可能性はあります)。
父系の違いによるPOG期間内の
戦績の差(配合相性)について
繁殖牝馬レッドラヴィータには、これまでロードカナロア、モーリス、ハービンジャーが配されてきました。出世頭のマテンロウスカイはロベルト系種牡馬モーリスの産駒です。レッドラヴィータとモーリスの配合相性は悪くはないのでしょう。現時点ではモーリス以上に配合相性の良い種牡馬は明らかとなっていませんが、ロベルト系の他の種牡馬との配合を見てみたいところです。
繁殖牝馬 レッドラヴィータ
レーダーチャート
POGでレッドラヴィータ産駒を
選ぶ時のポイント
- 現時点ではレッドラヴィータとの配合相性はモーリスが最も良いようです。
- 出世頭のマテンロウスカイが重賞制覇したのは古馬になってからですので、レッドラヴィータ産駒は遅咲き血統の可能性があります。
- レッドラヴィータ産駒はPOG向きではない??
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