POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ カラズマッチポイント ~

ダートの大物なら??

カラズマッチポイント

カラズマッチポイント

カラズマッチポイント

競走馬としてのカラズマッチポイント

繁殖牝馬カラズマッチポイントは米国産で、父馬Curlin、母馬Home Courtの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は14戦1勝。1勝しかしておらず、競走馬としては大成できませんでした。

 

繁殖牝馬 カラズマッチポイントの

血統背景

繁殖牝馬カラズマッチポイントの父馬Curlinは、Mr. Prospector系種牡馬。生涯戦績は16戦11勝。主な勝ち鞍は2007年 BCクラシック 【GⅠ】、2008年 【GⅠ】 ドバイワールドカップをはじめ、GⅠを7勝し、2007年、2008年と2年連続で米年度代表馬に選出された、超一流の競走馬でした。また、種牡馬として22頭ものGⅠウイナーを輩出しており、種牡馬としても大活躍を見せています。昨今、日本で産駒の活躍が目立つようになってきたパレスマリスもCurlin産駒です。

 

一方、カラズマッチポイントの母馬Home Courtはアメリカ産の繁殖牝馬。生涯戦績は4戦2勝、3着2回、最高戦績はアイオワオークス 【GⅢ】 3着です。競走馬としては1流とは言えませんが、少ない出走回数にもかかわらず、2勝を上げ、重賞入着の実績も残していますので、競走馬の素質は高かったものと思われます。血統背景を見てみると、Home Courtの母馬Jewel Princessは1996年 BCディスタフ 【GⅠ】をはじめ、GⅠを計4勝している超一流の競走馬でした。

 

カラズマッチポイント産駒の

POG期間内戦績及び傾向

カラズマッチポイント産駒一覧

カラズマッチポイント産駒一覧

カラズマッチポイント産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している5番仔エンペラーワケアまでを対象に考察を進めていきます。なお、カラズマッチポイント産駒の出世頭は2024年 根岸ステークス 【GⅢ】勝ち馬のエンペラーワケアです。

 

カラズマッチポイント産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のカラズマッチポイント産駒5頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは、初仔ルミナスソードと4番仔アスクオンディープの2頭です。考察対象5頭の内、2頭が2歳時に競走馬デビューできず、2歳時に競走馬デビューできた3頭も、デビュー時期は10月及び12月ですので、カラズマッチポイント産駒は早期デビューする傾向にはないと言えます。カラズマッチポイント産駒をPOGで指名するならば、競走馬デビューの時期が年明けにズレ込むことを想定しておく方が良いでしょう。なお、考察対象のカラズマッチポイント産駒5頭の内、デビュー戦を勝利で飾ったのは、2番仔サンライズポール、4番仔アスクオンディープの2頭です。出世頭のエンペラーワケアもデビュー戦は2着だったものの、2戦目は芝レースからダート戦に変更し、即勝ち上がっており、繁殖牝馬カラズマッチポイントは優秀な産駒を輩出していると考えられます。

 

カラズマッチポイント産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のカラズマッチポイント産駒5頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは初仔ルミナスソードで、デビュー戦時の馬体重は462kgでした。一方、最重量で競走馬デビューしたのは出世頭のエンペラーワケアで、デビュー戦時の馬体重は522kgでした。出世頭のエンペラーワケアが最重量でデビューしていますし、デビュー戦を勝利で飾った2番仔サンライズポールが496kg、同じくデビュー戦を勝利で飾った4番仔アスクオンディープが486kgでデビューしていますので、カラズマッチポイント産駒は馬格が大きい方が良さそうです。

 

カラズマッチポイント産駒の性差による

POG期間内の戦績の差について

考察対象のカラズマッチポイント産駒5頭の内訳は、牡馬セン馬が4頭、牝馬が1頭です。出世頭のエンペラーワケア、デビュー戦を勝利で飾った2頭はいずれも牡馬産駒ですので、カラズマッチポイント産駒をPOGで指名するならば、牡馬産駒の方が良さそうです。しかしながら、牝馬産駒はまだ1頭だけですので、完全に牡馬産駒の方が良いと決めつけるには時期尚早と言えるでしょう。

 

父系の違いによる

POG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬カラズマッチポイントには、これまでCandy Ride、Constitution、ドゥラメンテ、ディープインパクト、ロードカナロアが配されてきました。出世頭のエンペラーワケアはロードカナロア産駒ですので、カラズマッチポイントとロードカナロアの配合相性は悪くはないのでしょう。同じキングカメハメハ系種牡馬のドゥラメンテとの配合で生まれた3番仔アレグリッシモは1戦して登録抹消となっており、確たる実績は残せていませんが、その1戦も2着惜敗と悲観する内容ではありませんでした。キングカメハメハ系種牡馬との配合が相性の良い可能性が高そうです。

 

繁殖牝馬 カラズマッチポイント

レーダーチャート

カラズマッチポイントRC

カラズマッチポイントRC

POGでカラズマッチポイント産駒を

選ぶ時のポイント

  • POGで指名するならば牡馬産駒。
  • キングカメハメハ系種牡馬との配合が良さそう。
  • デビュー時期は遅い傾向にあるので、産駒はスタートダッシュ要員には向かない。

 

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