POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ アスコルティ ~

第2のアスコリピチェーノは??

アスコルティ

アスコルティ血統図

アスコルティ血統図

競走馬としてのアスコルティ

繁殖牝馬アスコルティはノーザンファームの生産馬で、父馬Danehill Dancer 母馬リッスンの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は9戦2勝。2勝しかしていませんし、重賞レースへの出走経験もなく、特筆すべき戦績は残せませんでした。ただし、生涯戦績の2勝はPOG期間内のものでした。また、その2勝は芝1400mと芝1200m戦でのものでした。

 

繁殖牝馬アスコルティの血統背景

繁殖牝馬アスコルティの父馬Danehill Dancerはアイルランド産のサラブレッドで、デインヒル系の種牡馬です。競走馬としての戦績は11戦4勝。主な勝ち鞍には1995年 フィーニクスステークス 【 GⅠ 芝6.0F 】、同年 愛ナショナルステークス 【 GⅠ 芝 7.0F 】がり、主に芝の短距離戦で実績を残しました。

 

種牡馬としては、愛、仏、豪、英、米で19頭ものGⅠウイナーを輩出した一流の種牡馬でした。自身は主に短距離路線で実績を残しましたが、産駒は短距離をこなす馬もいれば、クラシックディスタンスで実績を残す産駒もいて、幅広い距離適性を示しています。

 

一方、アスコルティの母馬リッスンもアイルランド産のサラブレッド。生涯戦績は9戦2勝。2勝しかしていませんが、内1勝は英フィリーズマイル【GⅠ】でした。

 

繁殖牝馬としては、2015年 ローズステークス 【GⅡ】 勝ち馬タッチングスピーチをはじめ、2019年 菊花賞 【GⅠ】 2着入線のサトノルークスなどを輩出しており、競走馬としても、繁殖牝馬としても優秀な成績を残しています。

 

アスコルティ産駒の

POG期間内戦績及び傾向

アスコルティ産駒一覧

アスコルティ産駒一覧

アスコルティ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している4番仔アスコリピチェーノまでを対象として考察を進めていきます。ちなみにアスコルティ産駒の出世頭は2023年 桜花賞 【GⅠ】及び2025年 ヴィクトリアマイル 【GⅠ】勝ち馬の4番仔アスコリピチェーノです。

 

アスコルティ産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のアスコルティ産駒4頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは、初仔のアストンクリントンです。アストンクリントン以外の3頭は2歳時に競走馬デビューできているので、アスコルティ産駒は2歳時にデビューできる傾向にある・・・と言いたいところですが、今回の考察対象外とした5番仔コンサートマスターは3歳5月の時点でも競走馬デビューできておりませんので、アスコルティ産駒をPOGで指名するならば、デビュー時期には注意を払った方が良さそうです。

 

ちなみに考察対象のアスコルティ産駒4頭の内、デビュー戦を勝利で飾ったのは、2番仔のアスコルターレ(POG期間内戦績:7戦3勝)と4番仔アスコリピチェーノです(POG期間内戦績:5戦3勝)。

 

アスコルティ産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のアスコルティ産駒4頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは2番仔アスコルターレで、デビュー戦時の馬体重は424kgでした。一方、最重量で競走馬デビューしたのは初仔アストンクリントンで、デビュー戦時の馬体重は484kgでした。

 

出世頭のアスコリピチェーノのデビュー戦時の馬体重は464kgでしたので、アスコルティ産駒をPOGで指名するならば、460kg程度の馬格があるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。ちなみにアスコルティ自身の競走馬デビュー時の馬体重は448kgでした。

 

アスコルティ産駒の性差による

POG期間内の戦績の差について

考察対象のアスコルティ産駒4頭の内訳は牡馬が2頭、牝馬が2頭です。出世頭のアスコリピチェーノが牝馬産駒ですので、アスコルティ産駒は牝馬産駒の方が良績を期待できそうです・・・と言いたいところですが、牡馬産駒のアスコルターレもPOG期間内に3勝を上げていますので、アスコルティ産駒には性差による戦績差はないと考えて良いでしょう。

 

父系の違いによるPOG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬アスコルティにはこれまでハーツクライ、ドゥラメンテ、キタサンブラック、ダイワメジャー、サトノダイヤモンド、コントレイルが配されています。出世頭のアスコリピチェーノはダイワメジャー産駒ですので、繁殖牝馬アスコルティとサンデーサイレンス系種牡馬ダイワメジャーの配合相性は良いのでしょう。

 

また、キングカメハメハ系種牡馬であるドゥラメンテとの配合で、POG期間内3勝を上げたアスコルターレを輩出していますので、キングカメハメハ系種牡馬との配合相性でも活躍を期待できそうです。

 

繁殖牝馬 アスコルティ

レーダーチャート

アスコルティRC

アスコルティRC

POGでアスコルティ産駒を

選ぶ時のポイント

  • デビュー時期には少し注意した方が良さそう。
  • デビュー勝ちする産駒は、その後の活躍が期待できそう。
  • サンデーサイレンス系はもちろん、キングカメハメハ系種牡馬との配合でも活躍を期待できる。

 

2WS POGドラフトリストの

発売日は毎年4月1日!

 

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