POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ホウオウサブリナ ~

超一流の血脈も遅咲き??

ホウオウサブリナ

ホウオウサブリナ血統図

ホウオウサブリナ血統図

競走馬としてのホウオウサブリナ

繁殖牝馬ホウオウサブリナはノーザンファームの生産馬で、父馬ルーラーシップ、母馬トラヴェシーアの配合で生まれたサラブレッドです。ホウオウサブリナ自身は競走馬デビューしておりませんので、競走馬としての能力の程は不明です。

 

ホウオウサブリナの血統背景

繁殖牝馬ホウオウサブリナの父馬ルーラーシップは、複数の重賞タイトルを獲得していますが、G1タイトルは香港で行われたクイーンエリザベスCの1勝のみです。生涯戦績は20戦8勝。他の種牡馬と比較すると、やや物足りない競走実績です。しかしながら、ルーラーシップは名牝ダイナカールを祖としてエアグルーヴに派生する国内屈指の名牝血統であることに加え、サンデーサイレンスの血を持たないことも繁殖相手の選びやすさという点で種牡馬入りにプラスに働いたものと考えます。

 

産駒の馬場適性としては、芝もダートもこなすので、馬場適性はそれほど心配しなくても良さそうです。距離適性に関しては、2000mよりも長い距離またはスプリント戦が向いているようで、マイルから2000mまでの中距離の勝率はそれらよりもやや劣ります。成長度合いは3歳後半に戦績が伸びる傾向にありますので、ルーラーシップの血が血統表に見られる場合は、デビュー時期にも注意を払った方が良いでしょう。

 

一方、母馬トラヴェシーアですが、ホウオウサブリナ同様に競走馬デビューしておりませんので、競走馬としての能力の程は不明です。しかし、血統背景としては注目すべき大きな特徴があります。トラヴェシーアの母馬マンファスは種牡馬キングカメハメハの母馬としても有名です。ホウオウサブリナの父馬ルーラーシップはキングカメハメハの直仔ですので、ホウオウサブリナはマンファスの3×2の血統構成を持っているということになります。

 

ホウオウサブリナ産駒の

POG期間内戦績及び傾向

ホウオウサブリナ産駒一覧

ホウオウサブリナ産駒一覧

ホウオウサブリナ産駒の特徴及び傾向を把握するべく、既にPOG期間を終了している3番仔(馬名未登録)までを対象として考察を進めます。ホウオウサブリナ産駒の出世頭は、2024年 函館記念 【GⅢ】勝ち馬 ホウオウビスケッツです。

 

ホウオウサブリナ産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のホウオウサブリナ産駒3頭の内、初仔ホウオウユニコーンと2番仔ホウオウビスケッツは2歳時に競走馬デビューを果たしています。3番仔が現時点でも未デビューの理由は定かではありません。

 

競走馬デビューした2頭は共に2歳時にデビューできていますが、ホウオウサブリナ産駒は競走馬デビューを果たした2頭に限らず、誕生日が遅いため、その成長も他の馬達よりは遅くなると考えられます。POGという限られた期間で競うには不利な条件と言えます。

 

ホウオウサブリナ産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のホウオウサブリナ産駒3頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは、初仔ホウオウユニコーンで、デビュー戦時の馬体重は456kgでした。

 

一方、最重量で競走馬デビューしたのは2番仔ホウオウビスケッツで、デビュー戦時の馬体重は488kgでした。

 

出世頭のホウオウビスケッツが最重量で競走馬デビューしていますので、ホウオウサブリナ産駒は馬格が大きい方が良さそうです。

 

ホウオウサブリナ産駒の性差による

POG期間内の戦績の差について

考察対象のホウオウサブリナ産駒3頭の内訳は、牡馬が3頭、牝馬が0頭です。牝馬産駒がまだ輩出されておりませんので、ホウオウサブリナ産駒の性差による戦績の差は不明です。

 

父系の違いによる

POG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬ホウオウサブリナには、これまでゴールドシップ、マインドユアビスケッツ、エピファネイア、キタサンブラックが配されてきました。出世頭のホウオウビスケッツがマインドユアビスケッツ産駒ですので、ホウオウサブリナとマインドユアビスケッツの配合相性は悪くはないのでしょう。

 

ホウオウサブリナ産駒の

距離適性、馬場適性について

ホウオウサブリナ産駒戦績一覧

ホウオウサブリナ産駒戦績一覧

競走馬デビューを果たしたホウオウサブリナ産駒2頭のPOG期間内の戦績を見ると、1600mと2000mのレースで勝利を上げています。POG期間内未勝利だったホウオウユニコーンはPOG期間終了後に2000mと2600mで勝ち星を上げています。

 

また、ホウオウビスケッツも古馬になってから函館記念(芝2000m)を勝っていますので、ホウオウビスケッツ産駒は芝の中長距離に距離適性があるのと同時に遅咲きの血統と言えるでしょう。

 

繁殖牝馬 ホウオウサブリナ

レーダーチャート

ホウオウサブリナRC

ホウオウサブリナRC

POGでホウオウサブリナ産駒を

選ぶ時のポイント

  • 父方からも母方からも日本競馬界で主流となっている血が流れ込んでいる
  • 産駒は芝の中長距離に距離適性があるようす
  • 誕生日が遅く、デビュー時期、成長度合いには注意が必要

 

2WS POGドラフトリストの発売日は

毎年4月1日!

 

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