産駒はダート向き?!
アンブラッセモワ

競走馬としてのアンブラッセモワ
繁殖牝馬アンブラッセモワはフランス産で、父馬Zoffany、母馬Ice Flower、母父Pivotalの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は2戦0勝。ちなみにデビュー戦時の馬体重は464kgでした。1勝もできないまま競走馬生活を終了しており、競走馬として大きな実績を残すことはできませんでした。
繁殖牝馬アンブラッセモワの血統背景
繁殖牝馬アンブラッセモワの父馬Zoffanyはアイルランド産のサラブレッドで、Danehill ~ Dansiliの流れを汲む種牡馬です。Zoffanyの競走馬時代の戦績を見てみると、生涯戦績は13戦5勝。主な勝ち鞍は2010年 愛 フィーニクスS 【 GⅠ芝 1200m 】です。
種牡馬としては、2021年 英 1000ギニー 【 GⅠ 芝 1600m 】、同年 仏 ロートシルト賞 【 GⅠ 芝 1600m 】勝ち馬のMother Earthをはじめ、計5頭のGⅠウイナーを輩出しています。
一方、アンブラッセモワの母馬Ice Flowerはイギリス産で、父馬Pivotal、母馬Ejlaal、母父Caerleonの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は21戦3勝。3勝していますが、重賞戦線での戦績の記録は見当たらず、競走馬として大きな実績は残していません。繁殖牝馬としても、アンブラッセモワとSingapore Orchidの2頭の産駒を残しただけでした。
アンブラッセモワ産駒の
POG期間内戦績及び傾向

アンブラッセモワ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している5番仔クレベールまでを対象として考察を進めていきます。アンブラッセモワ産駒の出世頭は2024年 中山金杯【GⅢ】勝ち馬のリカンカブールです。
アンブラッセモワ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭の内、初仔のドゥラメンテ産駒は馬名登録すらされないままで、競走馬デビューには至りませんでした。残りの4頭のアンブラッセモワ産駒の内、3頭は2歳時に競走馬デビューを果たしていますので、アンブラッセモワ産駒は2歳時に競走馬デビューできる傾向にあると言えます。ちなみに、考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭の内、デビュー戦を勝利で飾った産駒はいません。
アンブラッセモワ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭の内、最重量で競走馬デビューしたのは3番仔スウィーヴェモワで、デビュー戦時の馬体重は518kgでした。一方、最軽量で競走馬デビューしたのは4番仔マダムエリートで、デビュー戦時の馬体重は436kgでした。出世頭のリカンカブールのデビュー戦時の馬体重が472kgでしたので、アンブラッセモワ産駒をPOGで指名するならば、デビュー戦時に470kg程度の馬格を見込める場合が良さそうです。
アンブラッセモワ産駒の
距離・コース適性

アンブラッセモワ産駒戦績一覧
考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭のPOG期間内の戦績を見てみると、出世頭のリカンカブールが芝2000mで初勝利を飾っているのみで、それ以外に芝コースのレースで勝利を挙げた産駒はいません。考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭が出走したレースは、芝よりもダートコースの方が多い結果となっています。
5頭の産駒の父馬を見てみると、ドゥラメンテ、シルバーステート、ルーラーシップ、スワーヴリチャード、エピカリスとなっており、ダートに戦績が偏るような種牡馬構成にはなっていませんでした。にもかかわらず、アンブラッセモワ産駒5頭の出走がダートコースに偏っているのは、母馬の繁殖牝馬としての仔出しの特性なのか、そもそもアンブラッセモワの繁殖牝馬としての質の問題なのか、興味深いところです。
アンブラッセモワ産駒の性差による
POG期間内の戦績の差について
考察対象のアンブラッセモワ産駒5頭の内訳は、牡馬が1頭、牝馬が4頭です。牡馬が1頭だけと少ないのですが、その1頭が出世頭のリカンカブールということから、アンブラッセモワ産駒をPOGで指名するならば、牡馬産駒の方が良さそうです。
父系の違いによるPOG期間内の
戦績差(配合相性)について
繁殖牝馬アンブラッセモワには、これまでドゥラメンテ、シルバーステート、ルーラーシップ、スワーヴリチャード、エピカリスが配されてきました。出世頭のリカンカブールはシルバーステート産駒ですので、繁殖牝馬アンブラッセモワとシルバーステートの配合相性は悪くはないのでしょう。ちなみに今回の考察対象外となっておりますが、6番仔オリオンブレードはリカンカブールの全弟です。オリオンブレードの今後の戦績が気になるところです。
繁殖牝馬 アンブラッセモワ
レーダーチャート

POGでアンブラッセモワ産駒を
選ぶ時のポイント
- ダート適性の高い産駒が輩出される傾向にある。
- シルバーステートとの配合相性は悪くないが、遅咲きの傾向もある。
- ダート適性の高い種牡馬との配合で大物誕生も??
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