短距離適性高すぎでは??
アダブ

競走馬としてのアダブ
繁殖牝馬アダブはアイルランド産で、父馬New Approach、母馬Moon's Whisper、母父Storm Catの配合で生まれたサラブレッドです。競走馬としての生涯戦績は4戦1勝。1勝しかしていませんので、競走馬としては大成できませんでした。
繁殖牝馬アダブの血統背景
繁殖牝馬アダブの父馬New Approachはアイルランド産のサラブレッド。競走馬としては11戦8勝の実績を残しており、主な勝ち鞍には2008年 英ダービーをはじめ計5つのGⅠタイトルがあります。欧州の大種牡馬Galileoの産駒の中でも、トップクラスの実績を残した超一流の競走馬でした。血統的にはスタミナと底力に優れており、種牡馬としては、これまでに愛、英、伊、豪で計6頭のGⅠウイナーを輩出しています。
一方、アダブの母馬Moon's Whisperは米国産のサラブレッド。競走馬としての記録はありませんでした。血統的には父馬がNorthern Dancer系種牡馬Storm Cat、母馬が名牝Miesqueの産駒で、1994年 仏オークス【GⅠ】を含むGⅠを3勝したEast of the Moonと超一流の血を持っていますので、血統的期待の大きな繁殖牝馬でした。
アダブ産駒の
POG期間内戦績及び傾向

アダブ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している4番仔アフロガルまでを対象として考察を進めていきます。なお、アダブ産駒の出世頭は2024年 スプリンターズステークス 【GⅠ】 勝ち馬のルガルです。
アダブ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のアダブ産駒4頭の内、2頭は2歳時にJRAで競走馬デビューを果たしていますが、初仔トウシンイマジは競走馬デビューが4歳の3月とPOG期間にはデビューできませんでした。また、4番仔アフロガルは地方デビューということで、この2頭がJRAでの競走馬デビューとはなりませんでした。ちなみに考察対象のアダブ産駒4頭で、デビュー戦を勝利で飾った産駒はいません。
アダブ産駒の
デビュー戦時の馬体重について
考察対象のアダブ産駒4頭の内、最軽量で競走馬デビューを果たしているのは、3番仔ウィズアリープで、デビュー戦時の馬体重は466kgでした。一方、最重量で競走馬デビューを果たしているのは出世頭のルガルで、デビュー戦時の馬体重は522kgでした。出世頭のルガルが最重量での競走馬デビューでしたので、アダブ産駒をPOGで指名するならば、しっかりした馬格の産駒の時が良さそうです。
アダブ産駒の性差による
POG期間内の戦績の差について
考察対象のアダブ産駒4頭の内訳は牡馬が3頭、牝馬が1頭です。考察対象のアダブ産駒4頭でJRAで競走馬デビューしているのは牡馬の2頭ですので、性差については不明ですが、出世頭のルガルが牡馬産駒ですので、POGでアダブ産駒を指名するならば、牡馬産駒の方が良いでしょう。
父系の違いによる
POG期間内の戦績の差(配合相性)について
考察対象のアダブ産駒4頭の内、3頭はドゥラメンテ産駒ですので、父系の違いを見るのには無理があります。ただし、出世頭のルガルがドゥラメンテ産駒ですので、アダブとドゥラメンテの配合相性は悪くはないのでしょう。興味深い点としては、種牡馬ドゥラメンテは中長距離で実績を残す産駒が多い中、ドゥラメンテとの配合でスプリンターズステークス勝ち馬のルガルを輩出したことです。ドゥラメンテとの配合で短距離馬を輩出しているので、より短距離適性の高い種牡馬との配合を見てみたいところです。
繁殖牝馬 アダブ
レーダーチャート

POGでアダブ産駒を選ぶ時のポイント
- デビュー勝ちは期待できず、デビューできない可能性も低くない。
- デビュー時期、距離適性など、POG向きでない点が散見される。
- より短距離適性の高い種牡馬との配合で大物誕生の可能性が!
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