POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ミュージアムヒル ~

父母シーザリオとの配合が!

ミュージアムヒル

ミュージアムヒル血統図

ミュージアムヒル血統図

競走馬としてのミュージアムヒル

繁殖牝馬ミュージアムヒルはノーザンファームの生産馬で、父馬ハーツクライ、母馬ロレットチャペル、母父フレンチデピュティの配合で生まれたサラブレッドです。競走馬としての生涯戦績は22戦3勝。残念ながら重賞タイトルを獲得するまでには至りませんでした。

 

ミュージアムヒルのPOG期間内の戦績は7戦2勝。2歳6月に競走馬デビューを果たし、初勝利は小雨降る新潟競馬場で迎えた2戦目の2歳未勝利戦(芝1600m)でした。その後、3戦連続2着2回と勝ちきれない戦績を積み重ねてしまい、待望の2勝目は翌年の フローラルウォーク賞(500万下)まで持ち越しとなりました。そして、続くスイートピーステークス(OP)で、またもや2着となってしまい、春の牝馬クラシック出走への道はここで終了となってしまいました。オークスへの出走はかないませんでしたが、春の牝馬クラシック戦線後半戦では、それなりの存在感を残しました。

 

繁殖牝馬ミュージアムヒルの血統背景

繁殖牝馬ミュージアムヒルの父馬ハーツクライはサンデーサイレンス系種牡馬。ハーツクライの競走馬としての主な戦績は、2004年ダービー2着、2005年宝塚記念2着、2005年ジャパンカップ2着です。G1 2着が3回もある、何とももどかしい戦績ですが、2005年有馬記念ではディープインパクトに日本国内で唯一先着して、念願のG1タイトルを奪取。勢いそのままに2006年ドバイシーマクラシックでも優勝し、海外G1優勝の偉業も達成しました。

 

ハーツクライ産駒の距離/馬場適性は芝1800m~2400mで、稍重、重の方が良馬場よりも勝率は良いようです。血統的にはトニービンの血が入っていることから、東京コースを得意とする産駒も多く、2022年 ドゥデュース、2014年 ワンアンドオンリー、2頭のダービー馬を輩出しています。

 

一方、ミュージアムヒルの母馬ロレットチャペルもミュージアムヒルと同じくノーザンファームの生産馬です。競走馬時代の戦績は4戦0勝。競走馬としては全く活躍できませんでした。ロレットチャペルの父馬フレンチデピュティは生涯戦績6戦4勝。1995年 米ジェロームH【GⅡ ダート8.0F】の勝ち馬ではありますが、並みいる種牡馬の中では、その残した競走実績は大きく見劣ります。しかし、種牡馬としては12頭のGⅠウイナーを輩出しています。日本においては2001年NHKマイルカップ【GⅠ】勝ち馬クロフネの父馬として有名になりました。その他にも2003年 天皇賞(春)勝ち馬のアドマイヤジュピタや2015年 東京大賞典【GⅠ 中央交流】勝ち馬のサウンドトゥルーなど、マイル~長距離、芝からダートまで、幅広い距離適性、コース適性に適合する産駒を輩出した種牡馬でした。牝系の特徴の活かすタイプの種牡馬だったと考えられます。

 

ロレットチャペルの母馬サンタフェトレイルは1993年にJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出され、競馬ファンにも人気の高かったシンコウラブリィの半妹です。自身は競走馬としての大きな実績は残せなかったものの、繁殖牝馬としては重賞2勝のキングストレイルを輩出しており、血統面からも繁殖牝馬としての実績面からも優秀な繁殖牝馬だったと言えるでしょう。

 

ミュージアムヒル産駒の

POG期間内戦績及び傾向

ミュージアムヒル産駒一覧

ミュージアムヒル産駒一覧

ミュージアムヒル産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既に競走馬デビューを果たしている2頭を対象に考察を進めていきます。ちなみミュージアムヒル産駒の出世頭はミュージアムマイルです・・・とはいえ、もう1頭のフェスティバルヒルも重賞ウイナーですので、随分高いレベルでの出世頭と言えるでしょう。

 

ミュージアムヒル産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のミュージアムヒル産駒2頭は、それぞれ2歳の8月と6月に競走馬デビューを果たしています。先述したように、ミュージアムヒル自身も2歳6月に競走馬デビューを果たしていることから、ミュージアムヒル産駒は総じて体質が強く、早い時期から高い競走能力を発揮できる血統傾向にあると考えられます。これはPOGにおいては極めて有利な条件となります。デビュー時期が早い場合にはPOGドラフトの候補に考えておいた方が良いでしょう。

 

ミュージアムヒル産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のミュージアムヒル2頭のデビュー戦時の馬体重を見てみると、初仔ミュージアムマイルが500kg、フェスティバルヒルが438kgでした。

 

ミュージアムマイルは牡馬産駒としても大きな馬体を有しており、馬体減りによるレースローテーションや調教過程にマイナスの影響を与えることなく過ごすことができたと考えられます。

 

かたやフェスティバルヒルの競走馬デビュー時の馬体重は438kgでした。牝馬産駒とは言え、馬格としては小さな馬格の競走馬でした。しかしながら、2025年ファンタジーステークス【GⅢ】勝ち時には448kgまで馬体重を増やしていることを考えれば、馬体の成長力があったと考えられるでしょう。

 

ミュージアムヒル産駒においては、大きな馬格で競走馬デビューしても、小さな馬格で競走馬デビューしても、その後の活躍が期待できる傾向にあると考えられます。ちなみにミュージアムヒル自身の競走馬デビュー時の馬体重はと言えば448kgでした。

 

ミュージアムヒル産駒の

性差によるPOG期間内の戦績の差について

初仔ミュージアムマイルがGⅠウイナー、2番仔フェスティバルヒルがGⅢウイナーということで、重賞レースの格付けとしてはミュージアムマイルの方が格上ではありますが、共に重賞ウイナーに輝いていることから、ミュージアムヒル産駒には性差による戦績差は存在せず、性別がドラフト候補選別の理由にはならないと考えます。

 

父系の違いによる

POG期間内の戦績の差(配合相性)について

初仔ミュージアムマイルはリオンディーズ産駒、2番仔フェスティバルヒルはサートゥルナーリア産駒です。この2頭の種牡馬に共通するのは、ともにシーザリオを母馬に持つ種牡馬であるということです。現時点ではシーザリオを母に持つ種牡馬との配合相性は悪くないと考えられます。3番仔はロードカナロア産駒、4番仔はシュネルマイスター産駒で、共にシーザリオを母馬に持たない種牡馬との配合になりますので、どのような産駒が出てくるのか、興味深いところです。

 

繁殖牝馬 ミュージアムヒル

レーダーチャート

ミュージアムヒルRC

ミュージアムヒルRC

POGでミュージアムヒル産駒を

選ぶ時のポイント

  • 早期デビュー、早期初勝利が期待できる血統傾向
  • 馬格の大きさ、性別は気にしなくてよい
  • 母馬にシーザリオを持つ種牡馬との配合の産駒はPOG指名では外せない

 

2WS POGドラフトリストの

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