狙い目はミスプロ系?
ジペッサ

競走馬としてのジペッサ
繁殖牝馬ジペッサは米国産で、父馬City Gip、母馬Precious Princessの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は17戦5勝。主な勝ち鞍は2017年 ファーストレディステークス 【GⅠ】があります。GⅠでは2016年 ロデオドライヴステークス【GⅠ】2着、2016年 ビヴァリーディS 【GⅠ】3着の実績を残しており、それら以外にも重賞入着の実績を数多く残している優秀な競走馬でした。
ジペッサの血統背景
繁殖牝馬ジペッサの父馬City Zipは米国産で、Mr. Prospector系の種牡馬です。競走馬としての生涯戦績は23戦9勝。主な勝ち鞍は2000年 米ホープフルステークス 【 GⅠダ 1400m 】ですが、その他にもGⅡを4勝、GⅢを3勝、GⅠでの複勝圏内には3回入線など、ダートの重賞戦線で活躍した競走馬でした。
一方、ジペッサの母馬Precious Princessも米国産のサラブレッドです。生涯戦績は19戦3勝。3勝してはいますが、重賞レースでの戦績は見当たらず、競走馬としては特筆すべき戦績は残していません。繁殖牝馬としては、ジペッサを輩出していますが、ジペッサ以外に特筆すべき戦績を残した産駒は輩出していません。
ジペッサ産駒の
POG期間内戦績及び傾向

ジペッサ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既に競走馬デビューを果たしているジペッサ産駒4頭を対象に考察を進めていきます。ちなみにジペッサ産駒の出世頭は4勝を上げた初仔ユティタム及び2026年 桜花賞3着のジッピーチューンです。
ジペッサ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のジペッサ産駒4頭の内2歳時に競走馬デビューできなかったのは、2番仔パカーランのみで、パカーラン以外の3頭は2歳時に競走馬デビューできていますので、ジペッサ産駒は2歳時に競走馬デビューできる傾向にあると言えます。ちなみに考察対象のジペッサ産駒4頭は全てデビュー勝ちできてはいません。
ジペッサ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のジペッサ産駒4頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは3番仔ラピッドグロウスで、デビュー戦時の馬体重は400kgでした。一方、最重量で競走馬デビューしたのは初仔ユティタムで、デビュー戦時の馬体重は502kgでした。
ジペッサ産駒の出世頭の内の1頭、ユティタムは大きな馬格を有していた競走馬でしたが、もう1頭の出世頭としたジッピーチューンのデビュー戦時の馬体重は434kgで、小柄な馬体でした。小柄ではあるものの、牝馬クラシック戦線で爪痕を残す戦績を収めており、ジペッサ産駒は馬格の大小にかかわらず活躍を期待できる血統と考えられます。
ジペッサ産駒の
性差によるPOG期間内の戦績の差について
考察対象のジペッサ産駒4頭の内訳は牡馬が2頭、牝馬が2頭です。出世頭としたユティタムが牡馬産駒、ジッピーチューンが牝馬産駒ですので、ジペッサ産駒は牡馬産駒と牝馬産駒とで、戦績に大きな差があるとは言えません。
父系の違いによる
POG期間内の戦績の差(配合相性)について
繁殖牝馬ジペッサにはこれまでJustify、イスラボニータ、キズナ、ロードカナロア、オルフェーヴルが配されてきました。ジペッサ産駒の出世頭とした初仔ユティタムはJustify産駒、ジッピーチューンはロードカナロア産駒です。
両馬は共にMr. Prospector系の種牡馬という共通点がありますので、ジペッサはMr. Prospector系種牡馬と配合相性が良いと考えられます。
繁殖牝馬 ジペッサ
レーダーチャート

POGでジペッサ産駒を選ぶ時のポイント
- 狙い目は Prospector系種牡馬との配合のとき。
- デビューが大きく遅れる傾向には無いものの、デビュー勝ちは期待できない血統傾向。
- 馬格や性別にはあまり囚われなくて良いでしょう。