クロワの近親だが・・・
アースライズ

競走馬としてのアースライズ
繁殖牝馬アースライズはノーザンファームの生産で、父馬マンハッタンカフェ、母馬ライジングクロス、母父Cape Crossの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は16戦3勝。3勝しかしていませんが、2015年フラワーカップ【GⅢ】2着、2016年愛知杯【GⅢ】3着、2017年マーメイドステークス【GⅢ】3着の実績を残している優秀な競走馬でした。
POG的な視点から見てみると、2歳7月の早い時期にデビューし、初勝利は3戦目の2歳未勝利戦(12月 阪神 芝1800m)でした。初勝利の後、フラワーカップ【GⅢ】で2着に入線し、桜花賞8着、オークス4着の実績を残しました。
アースライズの血統背景
繁殖牝馬アースライズの父馬マンハッタンカフェはサンデーサイレンス系の種牡馬。競走馬としての生涯戦績は11戦6勝。主な勝ち鞍は2001年 菊花賞、同年 有馬記念、2002年 天皇賞(春)と、長距離GⅠを3勝しています。マンハッタンカフェの競走馬としてのデビューは3歳の1月。初重賞制覇となった菊花賞 【GⅠ】を勝ったのが3歳10月でしたので、競走馬としては遅咲きの部類に入るでしょう。
自身が晩成傾向にあったので、種牡馬としても、産駒は晩成傾向に出るかと思われましたが、事前の予想に反して、産駒は2歳戦から活躍しました。産駒のオリエンタルロックが2007年 札幌2歳ステークス 【GⅢ】を勝利し、ジョーカプチーノが2009年 NHKマイルカップ 【GⅠ】を制するなど、産駒は長距離を得意とした父とは違って、幅広い距離適性も示しました。
一方、アースライズの母馬ライジングクロスは英国産で、生涯戦績は32戦5勝。主な勝ち鞍には2006年 英パークヒルS 【GⅡ】がありますが、それ以外にも2006年 英オークス【GⅠ】2着、同年 愛オークス【GⅠ】3着の実績があります。
競走馬として優秀な成績を収めていますが、ライジングクロスの名が日本で広く知れ渡ったのは繁殖牝馬としてでしょう。ライジングクロス産駒の出世頭は2025年 日本ダービー馬クロワデュノールです。クロワデュノールの活躍により、ライジングクロスの名は日本の競馬ファンの間に行き渡ることとなりました。
アースライズ産駒の
POG期間内戦績及び傾向

アースライズ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既に競走馬デビューを果たしている5番仔ダイダルロックを対象に考察を進めていきます。ちなみにアースライズ産駒の出世頭は2026年青葉賞【GⅡ】2着に入線したダイダルロックです。
アースライズ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のアースライズ産駒5頭の内、2歳時にデビューできなかったのは2番仔と4番仔です。共に馬名は未登録のままで、競走馬デビューすらできませんでした。競走馬デビューできなかった理由は不明ですが、5頭中2頭が競走馬デビューできていませんので、デビュー予定時期やケガなどの情報には注意を払った方が良いでしょう。
ちなみに考察対象のアースライズ産駒5頭の内、デビュー戦を勝利で飾ることができたのは出世頭のダイダルロックのみですので、アースライズ産駒にはデビュー勝ちする可能性は低いと見込んでおきましょう。また、アースライズ自身もデビュー戦を勝利で飾ることはできませんでした。
アースライズ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のアースライズ産駒5頭の内、最軽量で競走馬デビューをしたのは初仔マヒナライズで、デビュー戦時の馬体重は426kgでした。一方、最重量で競走馬デビューしたのは出世頭のダイダルロックでデビュー戦時の馬体重は502kgでした。出世頭のダイダルロックが最重量で競走馬デビューしていますので、アースライズ産駒をPOGで指名するならば、馬格の大きな産駒が良いでしょう。
ちなみにアースライズ自身のデビュー戦時の馬体重は428kgと小柄な馬格でした。
アースライズ産駒の
性差によるPOG期間内の戦績の差について
考察対象のアースライズ産駒5頭の内訳は牝馬が3頭、牡馬が2頭です。出世頭のダイダルロックは牡馬産駒ですし、もう1頭の牡馬産駒ラスカンブレスも現時点で4勝を上げている。一方、牝馬産駒は3頭の内2頭が競走馬デビューすらできませんでしたので、POGでアースライズ産駒を指名するならば牡馬産駒の時にしておきましょう。
父系の違いによる
POG期間内の戦績の差(配合相性)について
繁殖牝馬アースライズにはこれまでロードカナロア、ハービンジャー、ブリックスアンドモルタル、エピファネイア、モーリス、エフフォーリア、リオンディーズが配されてきました。出世頭のダイダルロックはモーリス産駒ですので、アースライズとモーリスの配合相性は悪くはないのでしょう。
アースライズ産駒を指名する上で
知っておくべきその他のポイント
- どの仔もデビュー前調教の評価は良かった。
- ラスカンブレスはセン馬になっているので、気性にも注意を払っておいた方が良さそう。
繁殖牝馬 アースライズ
レーダーチャート

POGでアースライズ産駒を
選ぶ時のポイント
- アースライズ産駒は体質難を抱えやすい傾向にある(特に牝馬産駒)かもしれないので、指名時には要注意。
- 馬格は大きい方が良いでしょう。
- デビュー勝ちは期待できないが、デビュー勝ちするようなら大物かも?!