間もなくGⅠウイナー輩出?!
デルフィニアⅡ

競走馬としてのデルフィニアⅡ
繁殖牝馬デルフィニアⅡはアイルランド産で、父馬Galileo、母馬Again、母父Danehill Dancerの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は11戦2勝。2勝しかしていませんが、2019年 英チャンピオンズ牝馬ステークス 【 GⅠ 芝11.5F 】 2着、同年 仏ロワイヤルー賞 【 GⅠ 芝2800m 】 2着の実績を残している優秀な競走馬でした。
デルフィニアⅡの血統背景
繁殖牝馬デルフィニアⅡの父馬Galileoは欧州を代表する大種牡馬で、競走馬としての活躍もさることながら、Galileoは80頭以上のGⅠウイナー、100頭以上の重賞ウイナーを輩出している歴史的名種牡馬です。生涯戦績は8戦6勝。主な勝ち鞍は2001年 英・愛ダービー【GⅠ】、同年Kジョージ六世&QエリザベスS【GⅠ】になります。上述したように競走実績もさることながら、種牡馬としても大活躍しており、産駒は欧州のみならず、米、豪、アラブなど世界各国で重賞タイトルを獲得しており、英愛のリーディングサイアーランキング1位に計12度も輝いています。
一方、デルフィニアⅡの母馬Againも2008年 モイグレアスタッドS 【GⅠ】及び2009年 愛1000ギニー【GⅠ】で優勝した超一流の競走馬でした。繁殖牝馬としては、デルフィニアⅡ以外にDelano Rooseveltなどの重賞戦線で活躍した産駒を輩出している優秀な繁殖牝馬でもありました。
デルフィニアⅡ産駒の
POG期間内戦績及び傾向

デルフィニアⅡ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既に競走馬デビューを果たしている3番仔エムズビギンまでを対象に考察を進めていきます。デルフィニアⅡ産駒の出世頭は2025年 シンザン記念【GⅢ】勝ち馬リラエンブレムです。
デルフィニアⅡ産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のデルフィニアⅡ産駒3頭は全て2歳時に競走馬デビューを果たしていますので、デルフィニアⅡ産駒は体質が弱かったり、成長スピードが遅く、競走馬デビューが遅くなるという傾向には無いようです。ちなみに考察対象のデルフィニアⅡ産駒3頭の内、デビュー戦を勝利で飾ったのは出世頭のリラエンブレムのみです。デルフィニアⅡ産駒は競走馬デビューが遅くなる傾向には無いものの、デビュー勝ちは期待できない傾向です。
デルフィニアⅡ産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のデルフィニアⅡ産駒3頭の競走馬デビュー時の馬体重を見てみると、初仔ベストミーエヴァーが476kg、2番仔リラエンブレムが470kg、3番仔エムズビギンが502kgでした。出世頭のリラエンブレムが470kgで競走馬デビューしていますし、3番仔エムズビギンのデビュー戦時の馬体重は504kgと大きめの馬格ですが、初戦を取りこぼし、きさらぎ賞でも2着入線と勝ちきれず、決め手に劣るイメージがありますので、リラエンブレムのデビュー戦時の馬体重470kg程度の馬格が望ましいのかもしれません。
デルフィニアⅡ産駒の
性差によるPOG期間内の戦績の差について
考察対象のデルフィニアⅡ産駒3頭の内訳は、牡馬が2頭、牝馬が1頭です。出世頭のリラエンブレムは牡馬産駒ですし、もう1頭の牡馬産駒エムズビギンもきさらぎ賞【GⅢ】2着の実績を残していますが、唯一の牝馬産駒ベストミーエヴァーは重賞レースへの出走経験もありませんので、POGでデルフィニアⅡ産駒を指名するならば、牡馬産駒が良いでしょう。
父系の違いによる
POG期間内の戦績の差(配合相性)について
繁殖牝馬デルフィニアⅡにはこれまでNo Nay Never、キズナ、キタサンブラックが配されてきました。出世頭のリラエンブレムはキズナ産駒ですので、デルフィニアⅡとキズナの配合相性は悪くはないのでしょう。キタサンブラック産駒のエムズビギンも重賞2着の実績があることから、デルフィニアⅡは種牡馬を選ばず活躍馬を輩出できる可能性の高い繁殖牝馬なのかもしれません。
繁殖牝馬 デルフィニアⅡ
レーダーチャート

POGでデルフィニアⅡ産駒を
選ぶ時のポイント
- デビュー勝ちは期待できないが、産駒は2歳時に競走馬デビューできる傾向にある。
- 牝馬産駒よりは牡馬産駒の時が狙い目
- デルフィニアⅡは種牡馬を選ばず、大物輩出できる可能性の高い繁殖牝馬