種牡馬ハーツクライは2008年に種付けが開始され、初年度産駒は2010年にデビュー。2013年に国内リーディングサイアーランキング5位になって以降、常に国内リーディングサイアーランキングで上位をキープし続けてきた。そんなハーツクライも2021年に種牡馬を引退。2020年産も含めて残り4世代となった。種牡馬生活終盤が理由なのかは不明だが、前出のロードカナロア、エピファネイア産駒の初仔の数と比較すると、その数は大幅に減ってわずか8頭となった。わずか8頭ではあるが、種牡馬としてのレベルの高さは過去の実績が証明しており、決して侮ることはできない。昨年はダノンベルーガなる初仔産駒を輩出したが、今年も大物輩出となるのか?注目していきたい。