血統背景
父馬エピファネイアはロベルト系種牡馬。エピファネイアの競走馬としての生涯戦績は14戦6勝。主な勝ち鞍には2013年菊花賞(GⅠ)、2014年11月ジャパンカップ(GⅠ)がある。春のクラシックシーズンでは皐月賞(GⅠ)2着、日本ダービー(GⅠ)2着の実績を残した。種牡馬としては、初年度産駒からは牝馬クラシック3冠に輝いたデアリングタクトを、2年目産駒からは牡馬クラシック2冠、日本ダービー2着のエフフォーリアを輩出し、種牡馬としての評価を高めた。
一方、母馬ガルデルスリールの生涯戦績は29戦2勝と競走馬としては目立った活躍はできなかった。血統背景としても遠縁にディープインパクトの母、ウインドインハーヘアがいるものの、近親には目立った活躍馬がおらず、一流とは呼べない血統背景です。
兄姉の戦績
モリアーナは母馬ガルデルスリールの3番仔。半兄ヒストリアノアールは7戦1勝、同じく半兄のカズラポニアンは4戦1勝(ともに2022年6月8日時点)と上2頭は目立った活躍はできていない。兄達の戦績を見る限りモリアーナの活躍に大きな期待はしない方が良いかもしれません。
上記表は2018年以降の2歳新馬戦開幕週の東京競馬場芝1600mのレースで牝馬が勝ち名乗りを上げたレースの一覧です(参考までに今年デビューしたノッキングポイントのタイムも載せています)。下記の表が条件の近いレースでの一覧であることを上の表でご確認ください。
評価ポイント
さて、モリアーナの走破タイムは1:36.9。タイム自体は、2019年2歳戦開幕週の東京1600mで勝利したモーベットと同タイム。このタイムは特筆するほど速いものではありませんが、上り3ハロンのラップ11.2-11.0-11.1は次走以降の活躍を期待させるものだったと思います。
懸念点
- レース前半がより速いペースで流れたときに新馬戦同様の切れ味を再現できるかどうか。
- 近親に活躍馬が少なく血統的な裏付けに乏しい。
モリアーナはどこまで出世する?
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次走レース選択予想
新潟2歳ステークス(GⅢ)もしくはアルテミスステークス(GⅢ)が有力と考えます。
モリアーナは初年度産駒からは牝馬クラシック3冠のデアリングタクト、2年目産駒からは牡馬クラシック2冠のエフフォーリアを輩出しているエピファネイアの産駒。次走もあっさり勝つようであれば、春のクラシックが楽しみになるような存在になるのではないでしょうか。
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