POGドラフト対策 ブログ 2022-2023

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【 勝ち組POG 】繫殖牝馬研究 ~ ゼフィランサス ~

遅いデビュー&小柄な産駒は避けよう!

ゼフィランサス

ゼフィランサス

ゼフィランサス

『 繁殖牝馬を制する者は、POGを制す!』という格言があるかないかは定かではありませんが、POGで勝ち組になるためには、ノーザンファーム生産・育成馬を選ぶことと同じくらい重要な要素として、繁殖牝馬の質があると思われます。そこで今回、繁殖牝馬ゼフィランサスについて考察してみます。

 

競走馬としてのゼフィランサス

ゼフィランサスの生涯戦績は22戦3勝。3勝しかしていませんから、競走馬としては大成できませんでした。ゼフィランサスは2歳の6月にデビューと、競走馬としては早い時期にデビューしましたが、勝ち上がりには5戦を要しました。その後も思うように勝ち上がることはできませんでした。戦績が振るわなかった要因の一つに小柄な馬体があげられるかもしれません。ゼフィランサスのデビュー戦での馬体重は404kg。22戦の内、440kg未満での出走レース数は19戦、勝利時の馬体重は414kg ~ 436kgでした。

 

ゼフィランサスの血統背景

ゼフィランサスの父馬はキングヘイロー。キングヘイローの父馬ダンシングブレーヴは欧州最強と謳われた歴史に残る名馬。母馬グッバイヘイローもケンタッキーオークスを始めGⅠを7勝した名牝。その両親から生まれた超良血のキングヘイロー自身も1998年皐月賞(GⅠ)2着、2000年高松宮記念(GⅠ)を制した一流の競走馬でした。一方、ゼフィランサスの母馬モガミヒメは地方競馬に所属し、その戦績は8戦2勝。競走馬としては大成できませんでした。血統的にも父馬カコイーシーズがGⅢを1つ勝っている程度で特筆すべきことはありません。血統から予測されるゼフィランサス産駒のイメージとしては、短距離適性の高かったキングヘイローもしくは中長距離で実績を残したダンシングブレーヴの特性を受け継いでいるものと思われます。それでは、実際のゼフィランサス産駒について考察してみます。

 

ゼフィランサス産駒一覧

ゼフィランサス産駒一覧

ゼフィランサス産駒一覧

                             *2022年8月19日時点

 

ゼフィランサスの繁殖成績とその傾向

上記表はゼフィランサス産駒の一覧です。POG期間を終了している産駒の内、地方競馬デビューしたスパルタレオニダス以外の4頭でPOG的考察を進めてみます。まず、ゼフィランサス産駒のデビュー時期を見てみると、4番仔ドゥラモンディー以外は年内デビューを果たしています。ドゥラモンディーも年内デビューできなかったとはいえ、年明け1月にデビューしていますので、ゼフィランサスの仔達は体質が弱く生まれてきてデビューが大きく遅れるという可能性は低そうです。ただし、出世頭のディープボンドが重賞戦線で頭角を現してきたのは古馬になってからですので、ゼフィランサス産駒は、デビューが遅くなくとも、本格化するのは古馬になってからという遅咲きの血統なのかもしれません。

 

4頭のデビュー戦時の体重を見てみると、出世頭ディープボンドのデビュー戦での馬体重は486kgでした。最軽量のタイセイアヴァンセのデビュー戦馬体重は420kgで、POG期間内の戦績は12戦0勝でした。ゼフィランサス産駒をPOGドラフト候補として検討する場合、馬体重が小さい仔は避けた方が良さそうです。

 

ゼフィランサスと交配された種牡馬の変遷を見てみます。初仔から順に、ヘニーヒューズ(ストームキャット系)、ハービンジャー(ダンチヒ系)、キズナ(サンデーサイレンス系)、ドゥラメンテ(キングマンボ系)と交配が施され、再びヘニーヒューズが交配されました。出世頭のディープボンドの父馬はサンデーサイレンス系種牡馬キズナです。ゼフィランサスと配合相性が良いのはサンデーサイレンス系種牡馬なのかもしれません。

 

念のため、牡馬産駒、牝馬産駒別の戦績の偏りについても触れておきます。ゼフィランサス産駒の牝馬の数が少ないため、性差による戦績の偏りの見極めは難しいのですが、考察対象とした4頭の産駒の内、牝馬はタイセイアヴァンセの1頭だけで、1勝もできないまま繁殖入りしてしまいました。ゼフィランサス産駒をPOGドラフトで指名する場合、牝馬は避けた方が良いのかもしれません。

 

以上のことをまとめてみますと、ゼフィランサス産駒をPOGドラフトで指名するならば、サンデーサイレンス系種牡馬の仔で、デビュー戦での馬体重が470kg以上を見込めるという条件を満たす牡馬が良さそうです。ただし、ゼフィランサス自身が高齢になってきているため、今後、再現性という意味でディープボンド以上の産駒を望むのは難しいかもしれません。また、遅咲き血統かもしれないので、POG期間内での大きな成果を過度に期待するのは避けた方が良いかもしれません。

 

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