ロードカナロアとの配合相性抜群!
ディープインアスク
競走馬としてのディープインアスク
ディープインアスクの生涯戦績は10戦0勝。ディープインアスクは1勝も上げることなく繁殖入りした競走馬でした。
ディープインアスクの血統背景
ディープインアスクは父馬ディープインパクト、母馬マーズプリンセス、母父デインヒルの交配によって生まれた競走馬でした。父馬ディープインパクトはサンデーサイレンス系種牡馬で、国内リーディングサイアーランキングに長年トップに君臨している名種牡馬です。ディープインパクト産駒は2歳の早い時期から活躍する早熟性と1600 ~ 2400mでの距離適性を持ち、産駒は高い競走能力も備えていることから、クラシック戦線で活躍する競走馬を何頭も輩出しています。
一方、母馬マーズプリンセスは生涯戦績3戦0勝の競走馬でした。マーズプリンセスの父馬はデインヒルで、サンデーサイレンス系種牡馬と母方にデインヒルの血を持つ繁殖牝馬との配合相性は比較的良好ですが、競走馬としてのマーズプリンセスには特筆すべき要素はありません。
ディープインアスク産駒の成績及び傾向
*2022年8月23日時点
ディープインアスクは、2022年8月23日時点で8頭の仔を出産していますが、その内、POG期間が終了している5頭について考察を進めてみます。産駒のデビュー時期を見てみますと、ハービンジャー産駒のアスクビギンアゲンが3歳1月にデビュー。年内デビューは果たせていませんが、アスクビギンアゲン以外は年内にデビューしており、体質が弱くデビューが遅れるという可能性は、ディープインアスク産駒においては、かなり低いと考えて良いでしょう。
次にデビュー戦時の馬体重を見てみますと、最重量516kgでデビュー戦を迎えたエンパイアメーカー産駒のプリティーレディーのPOG期間内の戦績は1戦0勝。最軽量は418kgでデビュー戦を迎えたロードカナロア産駒のボンボヤージ。ボンボヤージのPOG期間内の戦績は5戦2勝でした。馬体は小さすぎると活躍が難しい傾向にありますが、ディープインアスク産駒には、馬格の小ささをカバーできる競走能力が備わっているのかもしれません。なお、ディープインアスク産駒には性差による戦績の違いはないと考えられます。
繁殖牝馬ディープインアスクの最大の特徴は、ロードカナロアとの配合相性が良いことと言えるでしょう。ロードカナロア産駒の2頭、ファンタジスト、ボンボヤージは共にPOG期間内に2勝を上げており、ファンタジストはPOG期間内に(2018年GⅢ 小倉2歳S、同年GⅡ 京王杯2歳S、)、ボンボヤージ(2022年GⅢ 北九州祈念)は古馬になってからですが、ともに重賞ウイナーとなりました。また、今回の考察の対象外ですが、アスクメークシェアはデビュー勝ちを果たしており、今後の活躍が期待されます。ただし、両馬の実績は短距離路線でのものですので、ディープインアスク産駒を牡馬クラシック狙いでドラフト指名することは避けた方が良いでしょう。
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