POGドラフト対策 ブログ

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【 勝ち組POG 】繫殖牝馬研究 ~ イシス ~

ドゥラメンテとの相性が気になるイシス

イシス

イシス

競走馬としてのイシス

繁殖牝馬イシスは父馬キングヘイロー、母馬アラマサスナイパー、母父ステイゴールドの配合で生まれた競走馬でした。イシスの競走馬としての生涯戦績は9戦1勝。競走馬としては大成できませんでした。

 

イシスの血統背景

イシスの父キングヘイローは、2021年スプリンターズS 【GⅠ】を制したピクシーナイト、2022年皐月賞及び同年日本ダービーで2着に入って、クラシック戦線で大活躍したイクイノックス、2021年有馬記念【GⅠ】及び2022年天皇賞(春)【GⅠ】で2着に入線したディープボンド、2022年桜花賞2着のウォーターナビレラ等の母父として、その存在の注目度が急上昇している種牡馬です。

 

キングヘイローの競走馬としての生涯戦績は27戦6勝。自身は牡馬クラシック3冠全てに出走しましたが、タイトルを手にすることはできませんでした。しかし、古馬になってからは路線変更し、その主戦場を短距離に移したところ、2000年の高松宮記念 【GⅠ】で短距離路線の頂点に君臨するに至りました。

 

キングヘイロー自身の血統背景は超一流で、父馬ダンシングブレーヴは1986年凱旋門賞をはじめ、英仏でGⅠを4勝し、1980年代の欧州最強馬と謳われた超一流の競走馬でした。一方、キングヘイローの母馬グッバイヘイローも1998年ケンタッキーオークス 【GⅠ】をはじめGⅠを7勝もしている歴史的名牝で、キングヘイロー自身は世界的な良血馬なのです。

 

イシスの母馬アラマサスナイパーの生涯戦績は11戦1勝。競走馬としては大成していません。アラマサスナイパーはイシスという重賞ウイナーの母を生み出しましたが、2013年の函館2歳S 【GⅢ】を制したクリスマスの母馬でもあります。

 

繁殖牝馬イシスは、まだ若く3番仔のドゥーラが2022年札幌2歳S 【GⅢ】を制し、今後の活躍を期待されている状況です。活躍が期待されるイシス産駒の傾向について考察を進めていきます。

 

イシス産駒一覧

イシス産駒一覧

イシス産駒一覧

イシス産駒の成績及び傾向

繁殖牝馬イシスは現時点で5頭の仔を出産していますが、今回の考察対象とするのは、POG期間が終了している初仔のオシリスブレインと2番仔ドゥラッツオに、まだPOG期間を終了していませんが、2022年の札幌2歳S 【GⅢ】を制し、一定の成果を出した3番仔ドゥーラを加えます。

 

イシス産駒一覧を見て、最初に目に入るのは3年連続でドゥラメンテが配され、3頭のドゥラメンテ産駒は皆牝馬であるという点です。そして、上述しているように3番仔が早速重賞ウイナーに輝き、イシスは繁殖牝馬として早々に実績を残したと言えます。

 

イシス産駒は3頭とも2歳の内にデビューしており、体質が弱くデビューが遅くなるということはなさそうです。また、3頭のデビュー戦時の馬体重を見てみると、特に小柄に生まれた仔はおらず、馬格の小ささに泣く産駒はいないようです。生誕も2月に集中しており、遅生まれで成長が遅れるという心配もなさそうです。

 

イシス産駒の2021年産は3番目のドゥラメンテとの配合の仔です。1番目のドゥラッツオは全く戦績が振るわず地方競馬へ転籍してしまいました。一方、2番目のドゥラメンテとの配合の仔のドゥーラは早々と重賞ウイナーに輝くこととなりました。ドゥラメンテとの配合相性は悪くはないのでしょうが、ドゥラッツオとドゥーラの戦績を分けることとなった要因は今のところ不明です。要因が不明ですので、ドゥーラの実績を受けて、3番目の仔をPOGで指名するのは慎重になった方が良いでしょう。

 

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