POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ ドバウィハイツ ~

産駒は小粒??ドバウィハイツ

ドバウィハイツ

ドバウィハイツ

競走馬としてのドバウィハイツ

繫殖牝馬ドバウィハイツは父馬Dubawi、母馬Rosie's Posy、母父Suave Dancerの配合で生まれたサラブレッドです。英国産のサラブレッドで、英米の2か国で競走馬生活を過ごしました。生涯戦績は15戦5勝。主な勝ち鞍は2011年イエローリボンS 【GⅠ】、同年ゲイムリーS 【GⅠ】がある一流の競走馬でした。

 

ドバウィハイツの血統背景

ドバウィハイツの父馬Dubawiは欧州を代表する種牡馬の1頭。競走馬としては8戦して5勝しており、主な勝ち鞍には2004年愛ナショナルS 【GⅠ】、2005年愛2000ギニ― 【GⅠ】、同年ジャックルマロワ賞 【GⅠ】がある一流の競走馬でした。血統的にもGⅠを4勝したDubai Millenniumの後継種牡馬としてその血を受け継ぎ、多くの重賞ウイナーを輩出しています。

 

一方、母馬Rosie's Posyの競走馬としての生涯戦績は6戦1勝。競走馬としては殆ど活躍できませんでした。血統背景を見てみましたが、母系には特筆すべき活躍馬は見当たりません。ただし、Rosie's Posyは繁殖牝馬としてはドバウィハイツの他に、2015年フォレ賞 【GⅠ】、同年仏2000ギニ― 【GⅠ】の勝ち馬Make Believeを輩出しています。血統背景、競争実績は乏しいものの、自身は優秀な繁殖牝馬なのです。

 

ドバウィハイツ産駒のPOG期間内戦績及び傾向

ドバウィハイツ産駒一覧

ドバウィハイツ産駒一覧

ドバウィハイツ産駒の傾向を考察するため、既にPOG期間を終了している7番仔のキングズパレスまでをその対象として見てみます(海外デビューしたSatono Japanを除く)。ちなみにドバウィハイツ産駒の出世頭は2018年フィリーズレビュー 【GⅡ】勝ち馬のリバティハイツです。

 

産駒のデビュー時期について

海外デビューした5番仔Satono Japanと3歳1月にデビューした初仔のリーチザハイツ以外の5頭は2歳の内にデビューを果たしています。考察対象外としましたが、8番仔のベルビューポイントも2歳10月にデビューしています。2歳の内にデビューできている産駒が多いのですが、2歳でもやや遅い時期にデビューする産駒の比率が高いので、育成状況には注意が必要かもしれません。

 

産駒のデビュー時の馬体重について

最軽量でデビューしたのは初仔のリーチザハイツで、デビュー戦時の馬体重は424kgでした。最重量でのデビューは7番仔キングズパレスで、馬体重は482kgでした。産駒によって馬体重に差はありますが、馬体重の大小によって戦績に差があるという訳ではないようです。なお、出世頭のリバティハイツのデビュー戦馬体重は452kgでしたし、POG期間内に2勝を上げているランドオブリバティのデビュー戦馬体重は466kgでしたので、馬体が極端に小さすぎることがなければ合格でしょう。

 

産駒の性差による戦績の差について

出世頭のリバティハイツが牝馬ですので、牝馬の方が戦績は良いように思われるかもしれませんが、重賞勝ちがないとはいえ、リバティハイツ同様にPOG期間内に2勝しているランドオブリバティは牡馬です。この2頭以外の産駒の成績を見比べてみても、戦績に偏りは無いので、性差による戦績の差は無いと考えて良いでしょう。

 

父系の違いによる戦績の差について

考察対象の6頭の父馬の内訳を見てみると、ディープインパクトを父馬に持つ産駒は3頭。キングカメハメハを父に持つ産駒は2頭、ハーツクライを父に持つ産駒は1頭です。出世頭のリバティハイツはキングカメハメハ産駒ですが、もう1頭のキングカメハメハ産駒キングズパレスのPOG期間内の戦績は5戦1勝でした。キングカメハメハが特に配合相性が良いということではなさそうです。父系の違いによる戦績の差もないと考えて良いと思われます。ただし、10年連続でリーディングサイアーランキングトップに輝いたディープインパクトとの配合でも、特筆すべき活躍馬が輩出されませんでしたので、今後、ドバウィハイツからPOG期間内に活躍するような大物が輩出される可能性は低そうです。

 

ドバウィハイツのレーダーチャート

全体的に飛び抜けた要素がなく、産駒は小粒の印象。

ドバウィハイツRC

ドバウィハイツRC

ドバウィハイツまとめ

  • 祖母Rosie's Posyは優秀な繁殖牝馬で、自身も重賞ウイナーを輩出している。
  • 産駒の馬体重、性差による戦績の偏り、デビュー時期に関しては、不安要素が少ないと思われます。
  • 特に相性の良い配合相手は、今のところなし。大物輩出の可能性は、これまでに交配した種牡馬とは全く違う系統の種牡馬かもしれません。

 

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