POGドラフト対策 ブログ 2022-2023

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繫殖牝馬研究 ~ マルバイユ ~

実績と血統背景が裏腹なマルバイユ

マルバイユ

マルバイユ

競走馬としてのマルバイユ

繫殖牝馬マルバイユは父馬Marju、母馬Hambye、母父Distant Relativeの配合で生まれたサラブレッドです。マルバイユの競走馬としての生涯戦績は24戦11勝。主な勝ち鞍に2004年アスタルテ賞 【GⅠ】があり、重賞を計3勝している優秀な競走馬でした。

 

マルバイユの血統背景

マルバイユの父馬Marjuはノーザンダンサー系の種牡馬で、生涯戦績は7戦3勝。主な勝ち鞍に1991年セントジェイムズパレスS 【GⅠ】があります。自身はマイルで実績を残した競走馬でしたが、産駒は2400mまでこなし、英仏愛豪嘉香日と世界7か国でGⅠウイナーを輩出。日本ではサトノクラウンが活躍しました。

 

一方、母馬Hambyeは英国産のサラブレッドで、イタリアとフランスで競走馬時代を過ごしました。生涯戦績は10戦5勝。5勝していますが、重賞では実績を残していません。繁殖牝馬としても、マルバイユ以外に目立った活躍をした兄弟姉妹は輩出していません。また、5代血統図の母系を遡ってみても、特筆すべき実績を残した競走馬は見当たりませんでした。

 

マルバイユ産駒のPOG期間内戦績及び傾向

マルバイユ産駒一覧

マルバイユ産駒一覧

マルバイユ産駒の傾向を把握すべく、POG期間を既に終了している7番仔ギャラントウォリアまでを対象として考察を進めます。マルバイユ産駒の出世頭は2011年の桜花賞馬マルセリーナです。

 

産駒のデビュー時期について

考察対象7頭の内、初仔のジターナが3歳の5月、5番仔マルチスクリーンが未デビューですが、それ以外の5頭は、いずれも2歳の内にデビューしており、産駒の体質は弱くはないと思われます。マルバイユ産駒のデビュー時期については、デビューが遅れる要因となるような傷病情報がなければ、特に注意を払う必要はないと思われます。

 

産駒のデビュー時の馬体重について

最軽量でデビューしたのは出世頭でディープインパクト産駒のマルセリーナで、デビュー戦時の馬体重は462kgでした。一方、最重量でデビューしたのは初仔のジターナで、デビュー戦時の馬体重は500kgでした。ディープインパクト産駒は小柄に生まれてくるケースがよくありますが、マルセリーナはディープインパクト産駒の中では比較的馬格に恵まれました。しかし、ディープインパクト産駒の中では恵まれた馬体であっても、マルバイユ産駒の中では小柄です。兄弟姉妹の中で最軽量産駒が462kgというケースは、そう沢山あるわけではありません。小柄な産駒を輩出する傾向にあるディープインパクトと恵まれた馬格の仔を出産する傾向にあるマルバイユの配合ならば、マルセリーナがディープインパクト産駒の中では比較的恵まれた馬格であっても、マルバイユ産駒の中で最も小柄であったことも腑に落ちます。この傾向をPOG的視点で考えるならば、450kg未満の小柄なマルバイユ産駒をドラフトで指名するのには、注意が必要ということになります。

 

産駒の性差による戦績の差について

出世頭の桜花賞馬マルセリーナは牝馬ですが、重賞3勝のグランデッツァは牡馬です。牡馬、牝馬からそれぞれ重賞ウイナーが輩出されていますので、マルバイユ産駒は性差による戦績の偏りは無いと考えて良いでしょう。

 

父系の違いによる戦績の差について

出世頭のマルセリーナがディープインパクト産駒、重賞3勝のグランデッツァがアグネスタキオン産駒ということで、サンデーサイレンス系種牡馬との配合は悪くなさそうです。ロベルト系種牡馬のスクリーンヒーローとの配合でもPOG期間内に2勝を上げているので、マルバイユは種牡馬を選ばず活躍馬を輩出できる可能性のある繁殖牝馬なのかもしれません。マルバイユは一時期、流産や不受胎により産駒に恵まれない時期がありました。その時期を境に産駒の質がグッと低下していますが、7番仔ギャラントウォリアがPOG期間内に2勝を上げており、繁殖牝馬マルバイユ復活の気配を覗かせています。21年産、22年産とイスラボニータとの配合が試みられ、その競走成績が気になるところではありますが、未だ実現されていなのキングマンボ系種牡馬との配合も気になるところです。

 

マルバイユ レーダーチャート

血統的背景に乏しくも優秀な繁殖牝馬

マルバイユRC

マルバイユRC

マルバイユまとめ

  • 母系は一流の血統ではないが、自身は競走馬として活躍
  • 産駒は馬格に恵まれる傾向にあるので、小柄な産駒が出てきた時には注意が必要
  • 復活が期待される繁殖牝馬

 

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