POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ インダクティ ~

キングマンボ系なら何でも来い??

インダクティ

インダクティ

インダクティ

競走馬としてのインダクティ

繁殖牝馬インダクティはノーザンファームの生産馬で、父馬ハーツクライ、母馬ホールオブフェーム、母父アレミロードの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は29戦2勝。競走馬としては大きな実績を残せませんでした。

 

繁殖牝馬インダクティの血統背景

繁殖牝馬インダクティの父馬ハーツクライはサンデーサイレンス系種牡馬。競走馬としての主な戦績は、2004年ダービー2着、2005年宝塚記念2着、2005年ジャパンカップ2着です。G1 2着が3回もある、何とももどかしい戦績ですが、2005年有馬記念でディープインパクトに日本国内で唯一先着して、念願のG1タイトルを奪取。勢いそのままに2006年ドバイシーマクラシックでも優勝し、海外G1優勝の偉業も達成しました。ハーツクライ産駒の馬場及び距離適性は芝1800m~2400mで、稍重、重の方が良馬場よりも勝率は良いようです。血統的にはトニービンの血が入っていることから、東京コースを得意とする産駒も多く、2022年 ドゥデュース、2014年 ワンアンドオンリー、2頭のダービー馬を輩出しています。

 

一方、インダクティの母馬ホールオブフェームは社台ファームの生産馬。生涯戦績は11戦2勝。競走馬としては大きな実績を残していませんが、繁殖牝馬としては報知杯弥生賞【GⅡ】を含む重賞7勝のバランスオブゲーム及び2014年アルゼンチン共和国杯【GⅡ】を含む重賞6勝のフェイムゲームを輩出した超優秀な繁殖牝馬でした。

 

インダクティ産駒のPOG期間内戦績及び傾向

インダクティ産駒一覧

インダクティ産駒一覧

インダクティ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している5番仔ケイデンシーマークまでを対象として考察を進めていきます。なお、インダクティ産駒の出世頭は2021年 読売マイラーズカップ【GⅡ】を含む重賞3勝のケイデンスコール及び2023年 ダービー卿チャレンジトロフィー【GⅢ】勝ち馬のインダストリアです。

 

インダクティ産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のインダストリア産駒5頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは初仔ネイルドイットだけです。ネイルドイット以外の4頭は2歳時に競走馬デビューしていますので、インダクティ産駒は2歳時にデビューできる傾向にあると考えて良いでしょう。ちなみに考察対象のインダクティ産駒5頭は全てデビュー戦を勝利で飾ることはできていません。2歳時にデビューできる傾向にはあるものの、デビュー勝ちは期待できないと思われます。

 

インダクティ産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のインダクティ産駒5頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは初仔ネイルドイットで、デビュー戦時の馬体重は430kgでした。一方、最重量でデビューしたのは出世頭の1頭のインダストリアで、デビュー戦時の馬体重は482kgでした。なお、もう1頭の出世頭であるケイデンスコールのデビュー戦時の馬体重は464kgで、考察対象のインダクティ産駒5頭の内、2番目に重い体重でのデビューとなっています。ちなみに、インダクティ自身のデビュー戦時の馬体重は376kgと非常に小さな馬体重でしたし、競走馬引退レースでの馬体重も416kgと小柄なままでした。小柄な母馬ですので、産駒が小柄に出てくる可能性は高いことが予想されますが、出世頭の2頭のデビュー戦時の馬体重から判断すると、460kg程度の馬格がある方が好ましいと考えます。

 

インダクティ産駒の

性差によるPOG期間内の戦績の差について

考察対象のインダクティ産駒5頭の内訳を見てみると、牡馬が3頭、牝馬が2頭です。出世頭の2頭は共に牡馬産駒ですので、インダクティ産駒をPOGで指名するならば牡馬産駒の方が良績を期待できるでしょう。ただし、考察対象の2頭の牝馬産駒は、いずれもデビュー戦時の馬体重が440kg未満の小柄な馬格でしたので、馬格が大きな牝馬産駒の場合には、再考した方が良いかもしれません。

 

父系の違いによる

POG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬インダクティにはこれまでワークフォース、ロードカナロア、トーセンジョーダン、リオンディーズが配されてきました。出世頭のケイデンスコールはキングマンボ系種牡馬ロードカナロアの産駒、インダストリアもキングカメハメハ系種牡馬リオンディーズの産駒です。共にキングマンボ系種牡馬との配合ですので、インダクティはキングマンボ系種牡馬との配合相性が良いと思われます。

 

繁殖牝馬 インダクティ

レーダーチャート

インダクティRC

インダクティRC

POGでインダクティ産駒を

選ぶ時のポイント

  • 460kg程度の馬格があれば合格点と考えて良いでしょう。
  • 牡馬産駒の方が良績を期待できそうです。牝馬でも馬格がある場合には一考の余地がありそうです。
  • キングマンボ系種牡馬との配合相性は良いと思われます。

 

2WS POGドラフトリストの発売日は

毎年4月1日!

 

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winsormore.stores.jp

コンビニプリント

(牡馬編、牝馬編 各¥700)

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