結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬ドゥラモンディーは母馬ゼフィランサスが出産した4頭目の仔。母馬ゼフィランサスにはこれまでヘニーヒューズ、ハービンジャー、キズナが交配されました。母馬の仔の中での出世頭はキズナ産駒のディープボンドです。ディープボンドの現時点での戦績は9戦2勝。主な勝鞍には2020年京都新聞杯(GⅡ)があります。まだ、若い母馬ですので、今後も活躍馬を輩出する可能性は十分にあります。
競走馬としての母馬について
母馬ゼフィランサスの競走馬としての生涯戦績は22戦3勝(勝率13.6%)。3勝しかしておらず、重賞での目立った戦績もありませんので、母馬ゼフィランサスには競走馬としての素質はなかったと言ってよいでしょう。ゼフィランサスの血統背景を見てみると、ゼフィランサスの半姉ビッグテンビーは2009年JRA賞最優秀短距離馬のローレルゲレイロの母馬です。しかし、ローレルゲレイロ以外に目立った活躍馬は見当たりません。
父馬の産駒の傾向
本馬ドゥラモンディーの父馬ドゥラメンテは2020年デビューの産駒が初年度産駒ですので、まだ産駒の傾向は明らかとなっていません。父馬がキングカメハメハ、母馬は2003年、2004年とエリザベス女王杯(GⅠ)を連覇した名牝アドマイヤグルーヴで、血統構成は申し分ありません。ただし、サンデー系の繁殖牝馬との配合が行いにくいので、非サンデー系の良質な繁殖牝馬との交配が必要となります。
総合評価
本馬ドゥラモンディーの2WS indexは64となりました。父馬ドゥラメンテは2020年の2歳馬が初年度産駒ですので、まだ、産駒の傾向は明確にはなっていませんが、フレッシュサイアーランキングではモーリスと1,2位を争っており、産駒のレベルは決して低くはありません。一方、母馬ゼフィランサスは重賞winnerディープボンドを輩出しており、繁殖牝馬としての素質はありそうです。
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