POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】繁殖牝馬研究 ~ マハーバーラタ ~

掴みどころが・・・

マハーバーラタ

マハーバーラタ

マハーバーラタ

競走馬としてのマハーバーラタ

繁殖牝馬マハーバーラタはノーザンファームの生産馬で、父馬ディープインパクト、母馬マハ―ブ、母父Nureyevの配合で生まれたサラブレッドです。生涯戦績は5戦1勝。競走馬としては大きな実績を残せませんでした。

 

繁殖牝馬マハーバーラタの血統背景

繁殖牝馬マハーバーラタの父馬ディープインパクトは、大種牡馬サンデーサイレンスの最高傑作として評される競走馬【 14戦12勝 / G1 7勝 】でした。種牡馬としては、2012年から11年連続リーディングサイアーを獲得し、芝・中距離のレースで馬場適性、距離適性を発揮する産駒を数多く輩出し、サンデーサイレンスの後継種牡馬としての地位を不動のものとしました。ディープインパクトの母系を見てみると、母馬ウィンドインハーヘアは独G1馬、母の父アルザオはリファール産駒と、欧州型のスタミナ血脈が凝縮されています。

 

一方、マハーバーラタの母馬マハ―ブは米国産のサラブレッドで、生涯戦績は4戦1勝。競走馬としては大きな実績は残していません。繁殖牝馬としても、特筆すべき競走実績を残した産駒は輩出できていません。血統を遡って見ると、父馬はノーザンダンサー系のNureyevで、産駒は短距離やダートで活躍する傾向にあります。また、Nureyevは母父としてパワーとスピードを補完すると言われています。母系を見てみると、マハーバーラタの2代母にPersonal Businessの名前があります。Personal Businessは、1990年 米ジョンAモリスH 【GⅠ ダート9.0F】の勝ち馬で、同年 米ラフィアンH 【GⅠ】2着の実績があり、血統的には一定のレベルは保たれている母系であると考えます。

 

マハーバーラタ産駒の

POG期間内戦績及び傾向

マハーバーラタ産駒一覧

マハーバーラタ産駒一覧

マハーバーラタ産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している5番仔ウィングマンまでを対象として考察を進めていきます。なお、マハーバーラタ産駒の出世頭は2023年小倉大賞典【GⅢ】勝ち馬のヒンドゥタイムズです。

 

マハーバーラタ産駒の

競走馬デビューの時期について

考察対象のマハーバーラタ産駒5頭の内、2歳時に競走馬デビューできなかったのは4番仔リアンクール1頭です。その他の4頭は2歳時に競走馬デビューできていますので、マハーバーラタ産駒は2歳時に競走馬できる傾向にあると考えます。ただし、2歳時に競走馬デビューした4頭の内、3頭は2歳12月のデビューですので、マハーバーラタ産駒は2歳時にデビューできる傾向にあるとはいえ、決して早い時期にデビューできているわけではありませんので、デビュー時期の見込みには注意を払った方が良いと考えます。ちなみに、マハーバーラタ産駒5頭の内、デビュー戦を勝利で飾ったのは出世頭のヒンドゥタイムズ及び4番仔リアンクールの2頭です。決して高いデビュー勝ち率ではありませんが、デビュー勝ちを期待できない血統という訳ではありません。

 

マハーバーラタ産駒の

競走馬デビュー時の馬体重について

考察対象のマハーバーラタ産駒5頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは2番仔シホノキラメキで、デビュー戦時の馬体重は422kgでした。一方、最重量でデビューしたのは4番仔リアンクールで、デビュー戦時の馬体重は462kgでした。出世頭のヒンドゥタイムズのデビュー戦時の馬体重が454kgでしたので、マハーバーラタ産駒をPOGで指名するならば、450kg程度の馬格が見込める方が良いでしょう。ちなみに、マハーバーラタ自身のデビュー戦時の馬体重は432kg。小柄な牝馬でした・・・

 

マハーバーラタ産駒の性差による

POG期間内の戦績の差について

考察対象のマハーバーラタ産駒5頭の内訳は、牝馬が3頭、牡・セン馬が2頭です。出世頭のヒンドゥタイムズが牡馬(セン馬)ですので、牡馬の方が良績を期待できると考えられますが、ヒンドゥタイムズ以外の4頭の戦績に大きな性差は無いので、牡馬の方が良績を期待できると言うには判断材料が少ないと考えます。

 

父系の違いによる

POG期間内の戦績の差(配合相性)について

繁殖牝馬マハーバーラタにはこれまでワークホース、タートルボウル、ハービンジャー、ヘニーヒューズ、エピファネイア、モーリス、ドレフォンが配されてきました。出世頭のヒンドゥタイムズがハービンジャー産駒ですので、マハーバーラタとハービンジャーの配合相性は悪くはないのでしょう・・・と言いたいところですが、ヒンドゥタイムズの全弟ウィングマンのPOG期間内の戦績は4戦0勝で、全く活躍できませんでしたので、配合相性に関しては、まだ不明ということにしておきたいと思います。

 

繁殖牝馬 マハーバーラタ

レーダーチャート

マハーバーラタRC

マハーバーラタRC

POGでマハーバーラタ産駒を

選ぶ時のポイント

  • デビュー勝ちを期待できない血統ではない。でも、デビュー時期には注意!
  • どちらかと言えば、牡馬産駒の方が良績を期待できそう??
  • 配合相性の良い種牡馬は、まだ明らかとなっていません。

 

 

2WS POGドラフトリストの発売日は

毎年4月1日!

 

STORES(牡馬編、牝馬編 各¥550)

winsormore.stores.jp

コンビニプリント

(牡馬編、牝馬編 各¥700)

www.e-printservice.net