POGドラフト対策 ブログ

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

【勝ち組POG】 2023年 JRA 2歳新馬戦・未勝利戦 種牡馬別勝率ランキング ~ 牡馬編 ~

まずは1勝!のために!!

  • JRA芝1400-2000mの2歳新馬戦、未勝利戦を対象として、性別・種牡馬別に勝率をランキング
  • 勝率ランキングトップ10+αを掲載
  • ランキング集計の除外対象:レースの出走頭数が10頭未満の種牡馬

2023年 JRA 2歳新馬戦・未勝利戦 種牡馬別勝率ランキング ~ 牡馬編 ~

2023年 JRA 2歳新馬戦・未勝利戦 種牡馬別勝率ランキング ~ 牡馬編 ~

2022年 JRA 2歳新馬戦・未勝利戦 種牡馬別勝率ランキング ~ 牡馬編 ~

2022年 JRA 2歳新馬戦・未勝利戦 種牡馬別勝率ランキング ~ 牡馬編 ~

表の見方・定義

  • 表の左端の数字:各年度の勝率順位
  • 産駒数:表示年度の種牡馬別2歳頭数
  • 性別比率:牡馬(セン馬含む)と牝馬が1:1の割合で生まれていると仮定。
  • 出走頭数:集計対象の該当レースに1回以上出走経験のある馬の頭数
  • 勝ち上がり頭数:集計対象の該当レースで1位入線した馬の頭数
  • 出走率(計算式):出走頭数/産駒数
  • 勝率(計算式):勝ち上がり頭数/出走頭数

 

1位:リアルスティール

  • 2022年ランキング4位から2023年はランキング1位にランクアップ。
  • 勝率1位(9%)になるほど産駒が勝ち上がっているイメージがないのは、2勝以上している産駒がいないこと及びコンスタントに勝ち星を積み重ねている訳ではない(12月だけで5勝)ことによると考えます。
  • 勝率は1位だったが、芝レースへの出走率は低い(8%)のでPOG的には考え所。(芝の短距離やダートでの競走馬デビュー、未デビューの頭数が多い)
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1400m:3頭
    • 1600m:1頭
    • 1800m:1頭
    • 2000m:4頭

2024-2025シーズン リアルスティール産駒

良血2歳牡馬

リアルスティール牡馬

リアルスティール牡馬

2位:サトノダイヤモンド

  • 2022年ランキング9位から2023年はランキング2位にアップ。
  • リアルスティール同様、勝率2位(0%)になるほど産駒が勝っているイメージがありません。勝ち上がり頭数自体は6頭で、昨年と同じですが、出走頭数が23頭から15頭に減ったため勝率が上がりました。
  • リアルスティール同様出走率は低い(9%)。これは育成/調教の時点で、サトノダイヤモンド産駒のコース適性、距離適性の見極めが進んだことが要因の1つと考えます。POG的にはドラフトでのサトノダイヤモンド産駒指名は芝1400m以上のレースでデビューするのか否かの見極めも必要でしょう。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1800m:4頭
    • 2000m:2頭

2024-2025シーズン サトノダイヤモンド産駒

良血2歳牡馬

サトノダイヤモンド牡馬

サトノダイヤモンド牡馬

 

3位:スワーヴリチャード

  • 2023年2歳馬が初年度産駒。JRA2歳リーディングサイアーランキングでは2位にランクインし、新種牡馬の中では1番の好成績を収めました。
  • 2023年2歳馬の産駒数が82頭、2024年2歳馬の産駒数が65頭。戦前の予想を大きく上回る実績を残しているとはいえ、確率から考えれば、2024-2025シーズンの勝ち上がり数は減るはず・・・POG的には上位指名しないこと、過度な頭数指名に注意することをおススメします。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:3頭
    • 1800m:5頭
    • 2000m:1頭

2024-2025シーズン スワーヴリチャード産駒

良血2歳牡馬

スワーヴリチャード産駒牡馬

スワーヴリチャード産駒牡馬

 

4位:キズナ

  • 勝率は前年度の3位から今年度は4位にランクダウンしていますが、出走率は0%UP(46.0%→55.0%)、勝率は3.2%UP(30.8%→34.0%)。上位安定の実績を残しています。
  • 勝ち上がり頭数は2022年の8頭から2023年は16頭に倍増。出走頭数が増えているのもありますが、キズナ自身の父馬でもあるディープインパクトにあてがわれていた繁殖牝馬が、ディープインパクトの死去によって、キズナに回ってきていることで、繁殖牝馬のレベルが上がり、勝ち上がり頭数倍増に繋がっているものと思われます。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
  • 1400m:1頭
  • 1600m:4頭
  • 1800m:4頭
  • 2000m:7頭

2024-2025シーズン キズナ産駒

良血2歳牡馬

キズナ産駒牡馬

キズナ産駒牡馬

 

5位:エピファネイア

  • 2023年の勝ち上がり頭数は2022年よりも2頭減って12頭。初年度産駒から牝馬3冠のデアリングタクト、GⅠ3勝のエフフォーリア、3年目産駒からは阪神ジュベナイルフィリーズ 【GⅠ】勝ち馬サークルオブライフが輩出されていますが、近年は大物輩出の勢いに陰りが・・・
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:4頭
    • 1800m:2頭
    • 2000m:6頭

2024-2025シーズン エピファネイア産駒

良血2歳牡馬

エピファネイア産駒牡馬

エピファネイア産駒牡馬

 

6位:ロードカナロア

  • 勝ち上がり頭数は2022年6頭で、2023年は7頭。勝ち上がり頭数はほぼ同じですが、芝レースに出走した頭数は2022年の45頭に対して、2023年は約半分の23頭。初年度産駒にGⅠ9勝のアーモンドアイ、2年目産駒には皐月賞馬サートゥルナーリアがおり、かつてはポストディープインパクトの筆頭種牡馬であったが、近年の産駒実績には、以前ほどの勢いは感じられません。しかし、将来性を感じさせる産駒が出てきていないわけではないので、まだまだ見限れません。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:2頭
    • 1800m:4頭
    • 2000m:1頭

2024-2025シーズン ロードカナロア産駒

良血2歳牡馬

ロードカナロア産駒牡馬

ロードカナロア産駒牡馬

 

7位:ルーラーシップ

  • 2022年よりも勝ち上がり頭数は多かった(2022年は5頭)が、今年は2勝以上を上げる大物・大物候補はまだ出てきていません。ルーラーシップ産駒の中から、大物産駒を見い出すのは難しいイメージです。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1400m:1頭
    • 1600m:3頭
    • 1800m:1頭
    • 2000m:3頭

2024-2025シーズン ルーラーシップ産駒

良血2歳牡馬

ルーラーシップ産駒牡馬

ルーラーシップ産駒牡馬

 

8位:モーリス

  • 例年以上に2023年2歳世代は好調で、勝ち上がり頭数は2022年8頭から、2023年は11頭に増え、勝率も8%から28.9%へと改善されています。また、2023年2歳牡馬産駒の中には、クラシック戦線での活躍を予感させる産駒も出現しています。
  • 産駒は1400m ~ 2000mまで幅広い距離で勝ち上がっています。
  • 2023年2歳牡馬産駒は、以前のモーリスの種牡馬としての評価を見直しせねばならないほどの活躍を見せていますが、2024年2歳世代にも同様の傾向が見られそうか(再現性)という点に関しては疑問が残ります。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1400m:2頭
    • 1500m:1頭
    • 1600m:4頭
    • 1800m:3頭
    • 2000m:1頭

2024-2025シーズン モーリス産駒

良血2歳牡馬

モーリス産駒牡馬

モーリス産駒牡馬

 

9位:リオンディーズ

  • 種牡馬エピファネイアと同じく、名牝シーザリオを母馬に持つ種牡馬。
  • 2022年勝率ランキング29位から、2023年は9位に大きくランクアップ。出走頭数が27頭から14頭に、勝ち上がり頭数が1頭から4頭になったことで勝率が高まりました。
  • 大きな勝率ランクアップを果たしたものの、勝ち上がり頭数は4頭、2勝以上馬は出てきていないので、層の薄さは否めません。2024-2025シーズンの産駒の活躍を予感させる要素は少なく、POGでの指名にあたっては熟慮した方が良いでしょう。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1400m:1頭
    • 1600m:1頭
    • 2000m:2頭

2024-2025シーズン リオンディーズ産駒

良血2歳牡馬

リオンディーズ産駒牡馬

リオンディーズ産駒牡馬

 

10位:キタサンブラック

  • 勝ち上がり頭数は2022年の5頭から2頭減らして、2023年は3頭でした。2022年も5頭の勝ち上がりと頭数は少なかったのですが、少ない勝ち上がり頭数ながらも、皐月賞馬ソールオリエンス、2023年 青葉賞 【GⅡ】勝ち馬スキルヴィング2頭の重賞ウイナーを輩出していますが、2023年2歳世代からはまだ大物が輩出されていません。
  • 牝馬産駒よりも牡馬産駒の方が大物輩出の実績がありますが、今シーズンの勝率を見比べてみると、牡馬産駒(勝率3%)よりも牝馬産駒(勝率33.3%)の方が勝率は良い。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 2000m:3頭

2024-205シーズン キタサンブラック産駒

良血2歳牡馬

キタサンブラック産駒牡馬

キタサンブラック産駒牡馬

 

11位:レイデオロ

  • 2023年2歳馬が初年度産駒。
  • 曾祖母にウインドインハーヘアがいるので、母父ディープインパクトの肌馬との配合ではウインドインハーヘアのクロスが発生します。2023-2024シーズンが始まる前は、このクロスへの期待が高まっていました。結果としては11頭の勝ち上がり産駒を輩出しましたが、芝1400m以上のレースに出走した産駒数は42頭いましたので(勝率2%)、現時点では戦前の期待を上回る勝率は残せなかったと言って良いでしょう。繫殖牝馬の質は低くはなかったと思われますので、次シーズン以降、POGでの産駒指名は慎重になった方が良さそうです。ちなみにレイデオロ牝馬産駒は1頭も芝1400m以上のレースでは勝ち上がれませんでした。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:2頭
    • 1800m:2頭
    • 2000m:7頭

2024-2025シーズン レイデオロ産駒

良血2歳牡馬

レイデオロ産駒牡馬

レイデオロ産駒牡馬

 

15位:ドゥラメンテ

  • 産駒数は2022年122頭、2023年は120頭と同じ程度の頭数でしたが、牡馬の勝ち上がり頭数(2022年6頭→2023年5頭)、勝率(1%→17.2%)は若干低下。競走能力が高いイメージのあるドゥラメンテ産駒にしては、やや物足りない実績でした。2022年産がラストクロップになりますが、過去には牡馬産駒からも牝馬産駒からも大物が輩出されていますので、ノーチェックで見過ごせない種牡馬です。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:1頭
    • 1800m:2頭
    • 2000m:2頭

2024-2025シーズン ドゥラメンテ産駒

良血2歳牡馬

ドゥラメンテ産駒牡馬

ドゥラメンテ産駒牡馬

 

20位:ブリックスアンドモルタル

  • 2023年2歳馬が初年度産駒。
  • ゴンバデカーブースが出世レースの1つサウジアラビアRC 【GⅢ】を完勝しましたが、目立った実績を残しているのはゴンバデカーブース1頭のみ。産駒の層の厚さという点では物足りなさが残ります。
  • ゴンバデカーブースの登場により注目を集めることとなったので、2023年2歳馬の競走実績の影響が考えられる2024年の種付け以降で再度注目したい種牡馬。
  • レース距離別勝ち上がり産駒数
    • 1600m:1頭
    • 1800m:1頭
    • 2000m:1頭

2024-2025シーズン ブリックスアンドモルタル産駒

良血2歳牡馬

ブリックスアンドモルタル産駒牡馬

ブリックスアンドモルタル産駒牡馬

 

2WS POGドラフトリストの発売日は

毎年4月1日!

 

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