結論:POGドラフトリストへの掲載は見送り
母馬の産駒傾向
本馬フィールパラダイスは母馬ヴィアメディチが出産した4頭目の仔。母馬にはこれまでDansili、ダイワメジャー、キンシャサノキセキが交配されました。母馬の仔の中での出世頭はダイワメジャー産駒のアドマイヤマーズです。アドマイヤマーズの現時点での戦績は11戦6勝。主な勝鞍には2018年朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)、2019年NHKマイルカップ(GⅠ)、同年香港マイル(GⅠ)があります。
競走馬としての母馬について
母馬ヴィアメディチの競走馬としての生涯戦績は7戦4勝(勝率57.1%)。主な勝鞍には2010年リューリー賞(仏 GⅢ)があります。血統背景を見てみると、ヴィアメディチの母馬Via Milanoは2003年レゼルヴォワール賞(仏 GⅢ)の勝ち馬です。
父馬の産駒の傾向
本馬フィールパラダイスの父馬ドゥラメンテは2020年デビューの産駒が初年度産駒ですので、まだ産駒の傾向は明らかとなっていません。父馬がキングカメハメハ、母馬は2003年、2004年とエリザベス女王杯(GⅠ)を連覇した名牝アドマイヤグルーヴで、血統構成は申し分ありません。
総合評価
本馬フィールパラダイスの2WS indexは107となりました。父馬ドゥラメンテの血統構成は超一流と言えますが、種牡馬としての特性はまだ明らかとはなっていません。一方、母馬ヴィアメディチは国内外のGⅠを3勝しているアドマイヤマーズを輩出し、繁殖牝馬としても優秀な成績を築いています。また、ヴィアメディチはこれまで牡馬2頭、牝馬1頭を出産していますが、勝ち上がっているのは牡馬だけです。牝馬は1頭しか出産していませんので、あまり断定的なことは言えませんが、母馬はコルトサイアーの可能性もあります。2WS indexも107と低めの数値となっていますので、POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。
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