POGドラフト対策 ブログ 2020-2021

2WS indexと名付けたPOG期間内2勝以上を上げる可能性の高い2歳馬をPOGドラフト前に探し当てるための指数を開発・検証中。

POG2020-2021ドラフト対策 No.52 ノルトエンデ

ノルトエンデ プロフィール

ノルトエンデ プロフィール

ノルトエンデ:2WS index 27

 

本馬ノルトエンデは母馬エアトゥーレが出産した12頭目の仔。母馬にはこれまでフジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ゼンノロブロイ、キングカメハメハ、ヴィクトワールピサ、ダイワメジャー、オルフェーヴルが交配されてきました。母馬エアトゥーレは競走馬としても優秀でしたが、母馬としても3頭の重賞winnerを輩出した名繁殖牝馬です。3頭の重賞winnerの中でも触れておくべきなのは、アグネスタキオン産駒のキャプテントゥーレでしょう。キャプテントゥーレの生涯戦績は20戦5勝。主な勝鞍には2008年皐月賞(GⅠ)、2007年デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)、2009年/2010年朝日チャレンジカップ(GⅢ)があり、クラシック戦線でも大活躍しました。また、POG的には半妹のコンテッサトゥーレにも触れておくべきでしょう。コンテッサトゥーレには2015年桜花賞(GⅠ)3着とクラシック戦線での活躍実績があります。

 

母馬エアトゥーレの競走馬としての生涯戦績は23戦6勝。主な勝鞍には2001年サンスポ阪神牝馬ステークス(GⅡ)があります。また、勝鞍ではありませんが、2002年 仏 モーリス・ド・ゲスト(GⅠ)では2着になりました。勝率は決して高くはありませんが、記録と記憶に残る競走馬であったのではないでしょうか。

 

本馬ノルトエンデの2WS indexは 27となりました。母馬エアトゥーレの仔達の戦績には明らかな衰えがあるように感じます。ここ数年は仔達がPOG期間内に勝ち上がることさえ難しくなってきています。また、仔達のデビュー時期も遅めになってきており、繫殖牝馬としての母馬エアトゥーレには勢いが感じられません。そして、ノルトエンデが5月生まれであるという点もPOG的には不利な要素と言えるでしょう。よって、2WS indexの示す値に従って、2WS POGドラフトリストへの掲載は見送ることとしました。

 

ノルトエンデの活躍に望みを託すことのできる点としては、本馬ノルトエンデの父馬がキンシャサノキセキであることです。種牡馬キンシャサノキセキはダート、芝問わず勝ち馬を輩出し、産駒達は2歳戦を得意とする仕上がりの早さも備えているようです。仕上がりの早さはPOG向きと言えます。また、祖父フジキセキ、祖母スキーパラダイスの持っていたスピード能力がキンシャサノキセキ産駒には上手く伝わっているようで、仕上がりの早さとスピードを活かして産駒達が実績を積み重ね、近年、キンシャサノキセキは種牡馬ランキングを確実に上昇させてきています。父馬にキンシャサノキセキを迎えたノルトエンデには、母馬がそうであったように、スピード豊かなマイル前後で活躍するような大物に育ってくれる可能性も残っています。可能性は低いと思われますが・・・

                                       

2WS indexを元に作成した2020-2021 2WS POGドラフトリストが e-SHINBUNの購入ページや全国のコンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機内のコンテンツプリントサービス「e プリントサービス」から購入できるようになりました。是非、御購入下さい。

 

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父馬キンシャサノキセキについて
自身の競走馬としての戦績は31戦12勝。主な勝鞍は2010年、2011年高松宮記念【G1】をはじめ重賞7勝。短距離路線で数多くの実績を残しました。父フジキセキはサンデーサイレンスの初年度産駒で種牡馬としても多くの活躍馬を輩出しました。母系には3代母にレディベリー、叔父にグルームダンサー、姪にアブソリュートリーなど、従妹や近親に活躍馬が多数いる活気ある牝系です。母父のプレゼントコロニーは米2冠馬で、種牡馬としてもリボー系を世界中で発展させた名馬です。

キンシャサノキセキ産駒はダートで活躍する産駒が多い傾向にあるが、芝の重賞で活躍する産駒も輩出しています。ただし、芝で勝ち星を上げる産駒の多くが1600m以下となっており、父の影響が強く出てくる場合、活躍の場は1600mまでのレースとなる可能性が高いです。POG期間内にはマイル前後のレースが多く組まれているため、早期デビューで早期に稼ぐ戦略を取る場合には、POG指名を考えても良いのかもしれません。ドラフト時期にデビュー予定が立っているようであれば、POGドラフト指名に一考の余地があるかもしれません。

 

【2WS indexについて】

 

名称は、2勝以上の英語訳 ” 2 wins or more “ に由来します。

 

POG期間内(6月に始まる2歳新馬戦~翌年ダービーまで)にJRA主催で行われる芝1400 ~ 2400mのレースで通算2勝以上を上げる可能性の高い競走馬をPOGドラフトが行われる前に予測することを目的として開発している指数です。

 

POG期間内に2勝以上を上げることのできる馬、または2勝以上できない馬を完璧に予測できるものではありません。

 

数値化の計算プロセスは非公開です。

 

【背景】
POG期間内に2勝以上をあげる競走馬をPOGドラフトで指名できれば、勝利とはいかないまでも負けないPOG lifeをenjoyすることができると考えたことに始まりました。
2勝以上上げることのできる競走馬を複数指名することができれば、その中から重賞やG1を獲得できる競走馬を指名できる可能性が更に高まると考えました。

 

【2WS indexの現時点での限界】
競走馬の育成現場からの情報に勝る情報にはなり得ません。

 

新種牡馬、母馬の初仔、初仔でなくても兄妹の競争実績がない場合は2WS indexを算出できません。2番仔で初仔が日本の馬場での実績のない種牡馬だった場合も算出できません。

 

2WS indexは生き物を対象として指数化したものなので、指数と競争成績は関連しない場合があります。2WS indexの値が高くても2勝以上できない馬や2WS indexの値が低くても2勝以上できる馬は存在します。

 

【2WS indexの使い方】
競走馬育成に関する現場情報を基に決めるドラフト指名にあたって、現場情報を補完する指数として使用します。

 

ドラフト上位に選ばれるような競走馬に関する情報は、POG本や所属クラブ情報、インターネット上の掲示板などから多くの情報が得られますが、ドラフト下位で指名するような馬は、得てして情報が少ないことが多いです。そんな少ない現場情報を補完する目的で2WS indexを使用します。過度に2WS indexを信用してはいけません。