エピファネイアの初年度産駒からは牝馬クラシック3冠のデアリングタクトが、2年目産駒からは年度代表馬エフフォーリアが輩出され、3年目産駒からは阪神JF勝ち馬のサークルオブライフが現れ、エピファネイアの種牡馬としての評価は急上昇した。実際、種付け料も2022年には『1800万円』と最も高い料金設定がなされたほどである。おそらく血統背景の良い繁殖牝馬、競走馬として良績を残した繁殖牝馬の仔はドラフトでも人気(競合)することでしょう。ただし、デアリングタクトがクラシック3冠を獲得したのは2020年。今年2歳馬で競走馬デビューする仔が種付けされたのは2019年。よって、2020年産は評価が急上昇する前の種付けによって誕生した仔ということになる。
一般的に繫殖牝馬の層が薄くなる3年目及び4年目産駒。しかし、3年目産駒からはGⅠ馬サークルオブライフが登場。エピファネイアの種牡馬としての実力には確固たるものがあるようだ。よって4年目産駒となる2022年にデビューする2歳世代も繁殖牝馬としての層は高くないであろうことが推察される一方で、エピファネイアの種牡馬としての実力から活躍馬輩出も期待できる。エピファネイア産駒の指名を外すことは避けた方が良いが、過剰に指名するのも避けた方が良さそう。
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