キングマンボ系種牡馬との相性は??
ハーランズルビー
競走馬としてのハーランズルビー
繁殖牝馬ハーランズルビーは米国産で、父馬Harlan's Holiday、母馬Smiling Eyes、母父Harlanの配合で生まれた競走馬でした。生涯戦績は11戦2勝と勝利数は少ないのですが、2010年米アルシバイアディズS 【GⅠ】 2着、2011年ブルボネットオークス 【GⅢ】 3着の実績があり、決して凡庸な競走馬だったという訳ではありません。
繁殖牝馬ハーランズルビーの血統背景
ハーランズルビーの父馬Harlan's HolidayはNorthern Dancer系の種牡馬。主な勝ち鞍は2002年 米ブルーグラスS【GⅠ ダ9.0F】、同年 米フロリダダービー【GⅠ ダ9.0F】、2003年 米ドンH【GⅠ ダ9.0F】です。競走馬としては超一流の戦績を残しましたが、種牡馬としては、アメリカとアルゼンチンで計6頭のGⅠウイナーを輩出していますが、種牡馬としては、目立った実績ではなく、種牡馬としては大成できなかったと言えるでしょう。
一方、母馬のSmiling Eyesは生涯戦績4戦1勝で、競走馬として特筆すべき実績は残せませんでした。繫殖牝馬としても、注目すべき産駒を輩出するに至ってはおらず、凡庸な繁殖成績しか残せていません。
ハーランズルビー産駒の成績及び傾向
ハーランズルビー産駒の特徴及び傾向を把握すべく、既にPOG期間を終了している7番仔エレガントルビーまでを対象として考察を進めていきます。現時点でのハーランズルビー産駒の出世頭は2020年 日経新春杯【GⅡ】勝ち馬のモズベッロです。
ハーランズルビー産駒の
競走馬デビューの時期について
考察対象のハーランズルビー産駒7頭の内、2歳時に競走馬デビューできたのは、6番仔フロムディスタンス、7番仔エレガントルビーの2頭だけですので、ハーランズルビー産駒をPOGで指名するのは慎重になった方が良さそうです。
ハーランズルビー産駒の
競走馬デビュー時の馬体重について
考察対象のハーランズルビー産駒7頭の内、最軽量で競走馬デビューしたのは初仔のハーランズワンダーで、デビュー戦時の馬体重は422kgでした。一方、最重量でデビューしたのは6番仔フロムディスタンスで、デビュー戦時の馬体重は546kgでした。
初仔のAwesome Again産駒ハーランズワンダーこそ422kgと小柄な馬体でのデビューとなりましたが、2番仔以降は470kg以上の馬体重でデビュー戦を迎えています。ハーランズルビー産駒に関しては、馬格の小ささを気にしなければいけない可能性は低そうですが、馬体重の情報には注意を払い、馬体重が小さければ、POGでの指名は避けた方が良いと考えます。
ハーランズルビー産駒の
性差による成績の偏り
考察対象のハーランズルビー産駒7頭の内訳は、牡馬が5頭、牝馬が2頭です。出世頭のモズベッロが牡馬ですので、牡馬の方が戦績は良いのかもしれません。ハーランズルビーの牝馬産駒のハーランズワンダーは中央未勝利のまま地方競馬に転籍してしまいました。もう1頭の牝馬産駒エレガントルビーは生涯勝利数1勝のまま登録抹消となっていますので、やはり、ハーランズルビー産駒をPOGで指名するならば、牡馬産駒の方が良いでしょう。
父系の違いによる戦績の差
繁殖牝馬ハーランズルビーにはこれまで、Awesome Again、マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ディープブリランテ、マジェスティックウォリアー、ヘニーヒューズ、ドゥラメンテ、サートゥルナーリア、シルバーステートが配されてきました。出世頭がディープブリランテ産駒のモズベッロですので、ハーランズルビーとディープブリランテの配合相性は悪くはないのでしょう。また、マンハッタンカフェ産駒のヒルノアトラーニも現時点で中央3勝を上げています。ディープブリランテとマンハッタンカフェは共にサンデーサイレンス系種牡馬ですので、繁殖牝馬ハーランズルビーはサンデーサイレンス系種牡馬と配合相性が良いようです。
繁殖牝馬 ハーランズルビー
レーダーチャート
POGでハーランズルビー産駒を
指名する時のポイント
- 指名するならば、牡馬産駒の方が良いでしょう。
- サンデーサイレンス系種牡馬との配合相性は良さそう。
- POG向きではないと思われます。
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